この陽気に伴って花粉症も絶好調!ホタテの丸かじり、ヤスでございます🌸
今日は「連れ車紹介」ということで、私の学生時代からの付き合いである後輩の愛車、
「YZF1000Rサンダーエース」をご紹介させていただこうと思います(出来たらシリーズ化したい)。
「YZF1000Rサンダーエース」は1995年、それまでのヤマハのフラッグシップモデル「FZR1000」の
後継機として登場。
ボディフォルムは「FZR1000」の直線的な尖った印象から、曲線美を主張するようなセクスィ~なライン
に変わったものの、その心臓たるエンジンは先代の持つ145馬力の最高出力を継承し、最大トルクは
11kg/mをマークしております。
大柄の車体に反して乾燥重量200kg弱と軽く、シート高こそ約800mmありますが、実際に搭乗し、
走らせたりしてみたところかなり軽く操作できたという印象でした。
そしてやはりというべきか、さすがスーパースポーツ。いわゆる空力特性は徹底的に考えられており、
長距離または高速巡航走行時でもライダーへの風による負担はかなり抑えられていると思いました。
また、ポジション的にもSSという割には楽なポジションで、このバイクが”ハイスピードツアラー”と
言われていたのにも納得です(もしかしたら隼とか14Rとかも影響を受けたのかな?)。
実際に彼はツーリングに行くときに奥さんとタンデムで走行することもあり、その光景を見てサンダー
エースの走行安定性というものを思い知らされたものです。
(私のGSRではタンデムでツーリングはキツいやろなぁ…)
その汎用性の高い設計は、時にアグレッシヴに。またある時はマイルドに。どんな場面でも
ライダーにゆとりと安心感を与えてくれるものと思います。
その他、気になったところとしてポジションライトがヘッドライトユニットの真ん中にポツリとついていて、
後輩に聞いたところ「ドラえもんって言われてるんすよwww」と揶揄されているそうですが、私的には
「チャーミングポイントやん!」と好印象を受けたものです。
またこの「YZF1000Rサンダーエース」は弟分にあたる「YZF600Rサンダーキャット」と合わせて
「サンダーシリーズ」と呼ばれていたそうです(やだそれ、かっくいいやん キュン)。
95年に世に送り出されて、98年に後継機となる「YZF-R1」がデビューしてからも根強い人気を持つ
「サンダーエース」は2003年まで生産され、現在では「R1」の存在感が強すぎるため、ヤマハのSS
カテゴリの中では少々存在感の薄いマシンかもしれませんが、ヤマハバイク史の中で確固たる地位
を持つ大変すばらしい一台であると思います。
(黒のサンダーエース…ブラックサンダーっておいしいですよね😋)
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m