SSを書きましたw | 寝落ち王子と陵墓の防人達

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ship3で活動するチーム ✞Grave✞ の活動ブログです~。





皆さんお久しぶりです。トウカですw
今回はマスターに頼まれてPSO2のSSを作りました。
↓から本文です。


これはまだ、ゼノがアークスの研修生だった頃・・・。


「しっかし俺のパートナーはまだこないのかよ。他のやつらはもう行っちまったてのに。」
ゼノはため息まじりに言った。
本日の実技訓練は他の研修生とペアを組み模擬戦闘を行うという内容だった。ペアは事前に決められた人と組むらしい。
しかしゼノはペアがなかなかこない為、訓練に行くことができないでいた。
「すみませーん!遅れましたー!」
と声が聞こえた。
「エコー、お前はまた遅刻か。どうしてこう毎度毎度・・・。」
訓練の講師が愚痴のようにボソッと言った。
どうやらこのエコーという輩は遅刻の常習犯なんだなとゼノは思った。
「ごめんね。ちょっと寝坊しちゃってさ。えっと、ゼノだったっけ?今日はよろしく!」
ちょっとどころか一時間近く待たされたのだが・・・。とゼノは思ったが考えても仕方ないことだと切り替えた。そして
「さっさと行くぞ!」
とそっけなく言って出発した。




「よっしゃ!これで10体目だ。」
ナベリウスにある訓練区画でもう10体目になるエネミーを倒したゼノが言う。しかし、これまでのエネミーのほとんどはゼノ一人で倒してしまっていた。
対するエコーはテクニックがまともに当たったのは1、2回。こんなのじゃ訓練にならないとゼノは思った。
すると突如、ゼノの頭上の木から大きな影が降り立った。
ファングバンサーだった。
「な、なんでこんなやつが訓練区画にいるんだよ!」
「あたしに聞かれても知らないわよ!と、とにかく早く逃げなきゃ・・・ってきゃっ。」
エコーが木につまづいて転んだ。
「な‼??くっそ、ピアッシングシェル!」
ゼノが放ったフォトンアーツは見事ファングバンサーの顔に命中した。そして、バンサーが怯んでいる隙にエコーを救出する。
「大丈夫か?エコー。」
「う、うんあたしは大丈夫・・・。」
と、体制を立て直したバンサーが2人に襲いかかる。」
「エコー、何でもいいからあいつにテクニックを!」
「わかった。ゾンデ!」
とエコーが放ったテクニックは再びバンサーの顔に命中し顔の部位が破壊された。
「よっしゃ、逃げるぞ!」



「はぁ・・・撒いたか。」
とゼノは言って疲れ切ったように地面に座り込んでしまった。
「ごめん・・・ゼノ。あたしが転んだばっかりに。」
エコーがしょんぼりして言った。
「気にしないでいいってあんなのただの事故だし」
それに・・・とゼノは続けて
「俺のパートナーなんだしさ。」
笑顔でそう言った。
「さ、早く戻ろうぜ。みんな心配してるだろうし。」
「あ、ちょっと待ってってば。」
とエコーはゼノの後を追いかけた。



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