昨日、久しぶりに行った
わたくしのホームグラウンドのプールで

年配男子に話しかけられる(年齢72歳、自分から告白してくれる)


わたくしに
ランニングは、しないのかと。


レースが終わったばかりだし
筋肉痛もあるし、
何よりリハビリが思った以上にキツい。
リハビリで筋肉痛になる。



そろそろ上がろうかと
思っていたスイムだからと
男子の言葉に耳を傾けると


男子は、走れないのだと言う。

半月板がないから。

男子が壊した
その当時、半月板が壊れてしまえば
壊れた半月板を取るしかなかったらしくその男子も取ったらしい。

その内、半月板の代わりのものが出来るからと言う言葉をかけてもらったらしいが。


今や、現代医学では半月板は
壊れても
温存療法らしいのだ。


男子は、
フルマラソンも走った。
それでも、
面白いのはハーフだね。


半月板がなくなって
少しずつ走る練習をしていたけれど
やっぱり走れなかったと。


もちろん、男子は

走りたい。

そう、言葉にしていた。


スイムも、当時は
25メートルを16秒程で泳ぎきり
高校生に負けないくらい泳いでた。
1時間に3キロとか、泳いでたね。

と話しをしてくれた。

でも、
両肩は腱板損傷を患い
首のヘルニアに、
腰のヘルニア、

今は、胆嚢の手術後らしく

病院でのレントゲンでは、
説明されなくとも
あちこちキズだらけと言うのが
病院の先生が見てわかるらしかった。


あの時は良かった、
走りたい、
でも、今や走れない。


走っていたことを楽しそうに話てくれた。




時代の流れとともに
医療も発達して

わたくしは、壊れた腰のおかげで

自分のからだを
前より、上手く使えるように
リハビリしている。


がんばって、やってみて
カラダを壊す。

うん、これわたくしの本意じゃない。

壊さないように、
壊れないなように
自分のカラダと対峙して
これからの練習を
進めていこうと思う。


そう思えた、数十分の出来事だった。