志田一穂さんのトークイベントによる映画『二十四の瞳』上映会に行ってきました。埼玉の実家と行ったり来たりのため、とてもいい時間を過ごすことができました。
この映画は、たぶん子供の頃に観て以来だと思う。ただただかなしい思い出の記憶しかなかった。
それが、志田一穂さんのトークを聞いて見方が変わりました。1954年公開で、同年は黒澤明監督作品「七人の侍」「ゴジラ」等を上回る人気作品で、キネマ旬報第一位だったそうです。さらに、作品中に流れる音楽に注目するという解説をしてくれた。
16㎜フィルムによる上映は、映画鑑賞としてはベストコンディションではありません。でも、むかしの上映会はどんなだったんだろうとイメージしながら、数回のフィルム交換を経て、無事に終了しました。
かなしい物語の中に、モノクロですが美しい人間の姿がありました。子供たちが集まって泣くシーンや大石先生と過ごす時間がたまらない。後半は、戦争が始まってがらりと雰囲気が変わる。
志田一穂さんのトークにあったミュージカルのような雰囲気は、なるほどだった。「ふるさと」「七つの子」「仰げば尊し」等の音楽がとても印象的に聞こえてきました。
トークの結びに、戦後80年の今年あえてこの時期にという言葉がありました。戦争という悲劇によって誕生したこの反戦作品は名作として受け継がれてきました。70年前の映画を観て、戦争の歴史を振り返ることを考えながらの帰路となりました。
前回のチャップリンに続いて、とてもいい時間でした。次回が楽しみです。ありがとうございました。
ありがとうございます。





