この週末、行きたい美術館があったのですが、外出を自粛し、部屋で、ゆっくりすることにしました。BSテレビ放送でトム・クルーズの映画があることがわかり、夢中になって視聴しました。
ザ・ファーム 法律事務所
1993年
若い頃、レンタルビデオで見たと思う。だけど、映画って見るタイミングで感じ方が違うことってあるから、先入観を持たずに…。
まず音楽がデイヴ・グルーシンだ。あの独特のピアノが大好きだったからね。はじまってすぐに映像と音楽がマッチしていると感じました。
作品としては二時間半となかなかの長い尺で、後半になって急にハラハラ、ドキドキする展開だ。博物館から走って逃げまくるシーンは、まるでミッション・インポッシブル。よく走って振り切ったと思ったら…。
若くて有能な主人公ミッチ(トム・クルーズ)は野心家だ。弁護士として、法律事務所で何を志して働くかより、破格の報酬と異常な高待遇に目が眩む。世の中は、そんなに甘くはないという忠告であり、このピンチからどうやって脱出するかといったサスペンス物語。
職業倫理の教訓としての見方もある。弁護士はクライアントに対する守秘義務を負う。組織ぐるみのケイマン諸島でのマフィアのマネーロンダリング関与、そして弁護士費用の水増し請求。儲けることと贅沢な生活をすることがすべての上司。FBIからの執拗かつ強引な司法取引の要請。このあたりを冷静に考えて対処する主人公ミッチ。
儲けることしか考えていない老害上司をジーン・ハックマン、FBI捜査官にエド,ハリスと名優が脇をかためる。ある意味でトム・クルーズの代表的な作品の一つといってもいいかもしれません。
ありがとうございます。





