誰の言葉だかは忘れましたが

「戦争映画に美しいものがあってはいけない」

というのがある。

戦争のはらわた
1977年

この作品は戦争の狂気とバイオレンスを

表現した怪作だと思う。








主演のジェームズ・コバーンの演技が

とても素晴らしいと思う。









1943年ソビエト軍と戦うドイツ軍は

敗退目前の厳しい戦況にあった。

そこに名誉欲の強い貴族出の大尉がくる。

大尉がほしいのは、ドイツ軍の勲章だ。

それが


Cross of Iron







オープニングとエンディングにかかる曲は

日本では「蝶々蝶々菜の花にとまれ」だ。

ドイツの民謡「幼いハンス」という。

幼い大尉、そういって嘲笑しているのか。

そして、ベルトルト・ブレヒトの言葉が

ある意味で衝撃的なエンディング。





自分が勲章をもらうためなら

手段を選ばない大尉と

現場叩き上げの伍長を演じた

ジェームズ・コバーンの怪演。

ドイツ兵がドイツ兵を銃殺する狂気。

戦争はバイオレンスだという強いメッセージ

を感じた作品である。

この作品は見ておくべき作品だと思いました。




ありがとうございます。