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いまから15年前の9月11日にニューヨークのワールドトレードセンターでの惨劇。あの忘れることができない衝撃的なCNNニュースの映像だった。本書は2005年に出版された。この間に何度か読んだのだが、また改めて再読している。


本書は、この日にビルにいた人々の証言によって北タワーへAM8:46に一機目の旅客機が激突してからツインタワーが崩壊するまでの102分を描いている。南タワーに2機目が激突したのがAM9:02だった。そしてAM9:59南タワーの崩壊。北タワーがAM10:28に崩壊する。


この日、ツインタワーには一万五千人近くの人がいたという。ニューヨーク市検視局の発表によれば、2,749名が犠牲になった。うち147名は二機の旅客機乗客乗員。600名弱が二機の旅客機が激突したフロアにいて即死したと見られる。412名は現場に駆けつけた救助隊員。残りの1,500名以上が飛行機の激突後も生存していたが、その場に閉じ込められたのだ。この生死を分けた102分に何があったのかである。


102分をドキュメントタッチで描写している。とくに南タワーの80階と81階の日本の銀行の<みずほ・富士>のエピソードは生々しい。「この建物は安全ですから」と言われた南タワーが先に崩壊してしまうのである。


未曾有の危機発生における混乱、そして生死を分けた102分の証言を改めて再読して何かを教訓としたいと思う。





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