NHKの土曜時代劇「一路」が楽しみだ。きょうは第5回目です。浅田次郎原作もいいのですがね。
回を重ねるたびに困難を乗り越える、その一路への信頼は増していく。裏にはお決まりの悪いヤツがいる。うつけの印象の殿が一路に「相分かった」を繰り返す。
じつはこの殿は、うつけを装っているようだ。一路は、誠実で聡明な若者である。強い信念の持ち主である。しかし、殿がその信念を捨てろというのである。
このドラマには、組織の上司と部下の人間関係のようなものが込められている。そして、人間にとって大事な信念の在り方を考えさせる。いざという時に、信念にこだわり続けることが大失敗になることを示唆している。
殿である左右太夫の、うつけ者を装うところが面白い。殿がうつけであることで、一路の堅実で誠実さが美しくも見える。組織の上司という視点で見ると、上に立つ人間はあえて抜けたふりをするぐらいで良いのである。完全無欠な上司では、部下はたまらないということ。私は、このドラマからそんなことを考えている。
あと少しでクライマックスですが、楽しみにしていきたいです。
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