突然の退任劇という報道がされているが、プロ経営者として「3期連続の減収減益の責任をとる」という原田泳幸氏の発言は、綺麗すぎるどころか想像できた。
そもそも「成功方程式」というが、アップルコンピュータ日本と日本マクドナルドの2問を解いたに過ぎない。一つひとつを見れば最適解だったのでしょうし、その時点の情勢にフィットしたのでだろう。もちろん原田泳幸氏のリーダーシップの影響は大きかったはずである。
今回のベネッセという3問目は、難問だっただけにプロ経営者の原田泳幸氏への期待が高かったのは事実だ。難問の理由は複雑にして数学のような「方程式」では解けるようなものではなかったのが事実だろう。
私は、原田泳幸氏というプロ経営者でも解けない「難問」があるという事実をポジティブに考えています。それは人間だもの、解ける難問があるはずだ。それを自ら認め潔く身を引くというのもプロ経営者として、あるべき姿ではないであろうか。
権力者として責任をとらずに、トップの地位に居続けるより、人間として素直で謙虚ではないでしょうか。進研ゼミという子供向けの教育サービスを提供している企業のトップであるから、解けない難問があった退任は、自分への赤ペン添削の結果ではないだろうか。
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