この世界には、知らないことが多くある。この映画そのものを知らないでいた。つい先ほど謝謝鑑賞したのですが、中国で見れたというのも感慨深い。
1979年、アフガニスタンにソ連(ソビエト連邦)が侵攻。この時代は、資本主義のアメリカと共産主義のソ連の冷戦構造が続いていた。
酒と女が大好きなプレイボーイのチャーリー・ウィルソンはテキサス選出の下院議員。そのチャーリーのパトロンの愛人は反共産主義の大富豪。そして、CIAのアウトローの3人の行動によって、アフガニスタンへの武器供給がはじめる。まるで大統領よりもパワーを発揮するというイメージだ。
この映画は、事実に基づいて製作されたとある。シリアスでもコメディーでもない。しかし、しっかりとした戦争映画でもある。ややアメリカ万歳のイメージもあるが、冷戦構造を終焉させた物語をハイテンポで描いてる。
しかし、アフガニスタンへの武器供給の支援で、スティンガーミサイルが出てくる。この武器によって、ソ連の武装ヘリやミグが次々と撃墜されていく。結果として、ソ連は撤退する。この後、1989年にソ連の連邦政府は崩壊しロシアとなったのである。
アフガニスタンの武装勢力は、イスラム教徒の戦士ムジャーヒディーン。皮肉なことだが後に、アルカイダのリーダーとなるオサマ・ビン=ラディンは、この時はソ連と戦っていたのである。911テロの萌芽は、この時にはじまっていたということになる。
現在も解決することのない中東情勢であるが、アメリカの共産主義との戦い、多くの武器商人の暗躍、政治家たちの私利私欲といった事実もあるだろう。現在のIS問題を考えるうえでも、興味深い作品だと思う。
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