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先週の国会は荒れ模様だったように思われる。改正派遣法での委員会欠席の野党民主党による暴力行為ともとられかねない行為は言語道断。少数派となる野党の欠席した上での集団的自衛権の行使だろうか。

安保法制の問題では憲法学者が「憲法違反」との意見。それを政府と自民党が必死になって否定しようとしている。そして弁護士でもある自公民の政治家による意見で「砂川事件」のやりとりがあった。そもそも一般の人には、かなりわかりにくい説明だったように思われる。

「砂川事件」の詳細は何かを知らない人が多いと思う。簡単に言えば、1957年にアメリカ軍基地拡張に反対するデモ隊の7人が立入禁止の境界柵を破壊し立ち入った事件である。この「砂川事件」の最高裁判決を引用して、自民党の高村副総裁が違憲ではないと力説し、民主党の枝野幹事長が反論していた。

この「砂川事件」の最高裁判決が集団的自衛権を排除していないという説は、一般の人には理解しずらい。しかしこの最高裁判決には、現在と同じ以上にアメリカの強い影響力があったという事実がある。すでに2014年に有罪判決を無効とする再審請求が行われている。それは最高裁判決の背後にアメリカによる強い圧力があったことが、後にアメリカ側の公文書公開で判明している。例えば「米軍基地の存在は合憲」といった示唆があったというものだ。

今回の安保法制の問題においても、日米同盟の重要性を否定しないが、密約どころか堂々とアメリカ議会で安倍総理が宣言しているというのは周知の事実である。私には正直な思いとして、子供の頃に学んだ三権分立という国の重要な機能が怪しい状態になっているのではないだろうかと思いたくもなる。

私たち一般の人も、安易に賛否を問う前に戦後70年の今年にあっては、よくよく過去の歴史や中途半端に学んだ公民のことなどを論理的に再履修する時ではないかと考えています。それが大人として必要なことではないだろうか。




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