国会中継で衆議院予算委員会でのやりとりを見て思うことがある。

「集団的自衛権」をめぐる海江田万里氏と安部総理大臣、小野寺防衛大臣の質疑と答弁のチグハグさ。場内には野次のような声がある一方、起きているのかなという国会議員もいる。議論の質において野党の質問のレベルが低いことは、昔からのことでもあるが残念だと思う。

先週、北京では「第6回米中戦略経済対話」が開催されている。「2つの大国」という呼ばれ方があるが、世界に影響力をもつだろう米中がクレバーに協議合戦をしたということだ。もちろん矛盾と埋まらないものが多々あったようである。しかし、この2カ国で協議することは素晴らしいことだし、現実的に経済対立という闘争があることを実感した。

いつでも、ドアを開けているという日本政府であるが、いまだ日中における首脳会談は実施できない状態にある。そこには、いろいろな事由があろうが「集団的自衛権」の憲法解釈の変更も、さらにネガティブさを増すように思える。そうした一方で、同盟国としている米国は対話協議を継続しているのである。

軍事力ないしは自衛隊の現場での行為、リスクの議論ではなく、米中戦略経済対話のようなスキームでの同盟連携、独自開催ができるようなステージをつくって欲しい。そんな質疑が出てこないのが残念です。




お読みいただきありがとうございます。