アベノミクスという政治のアナウンス効果によって、日経平均株価は1万5000円一歩手前まで挽回してきた。そして為替相場もドル円で101円をつけた。次の壁は105円だろう。この辺りまでは読める展開だった。


問題はここから先である。その理由は大きくは3つあると思う。


一つにはアベノミクスはアナウンス効果でしかないという事実だ。まだ期待値にすぎず先物主導の上昇といっていい。


二つ目は円高是正の流れを超えた円安の可能性である。行き過ぎた円安、悪い円安の可能性も視野に入れておきたい。


三つ目これが一番のリスクかもしれない。くりかえされる「政治の失敗」である。そもそも安倍政権は何をするといったのか、そして何を期待されてきたのかだ。それを忘れてもらっては困るのだということと、それによる失望感だ。


おさらいすると、アベノミクスの原点はなんであったかだ。


【最重要課題】

  ①経済再生、②復興、③危機管理



【経済再生 アベノミクス】

  ①大胆な金融政策、②機動的な財政政策、③民間投資を喚起する成長戦略


自民党のやりたいこと憲法改正、96条をやっている場合ではない。


これがアベノミクスが最大のアベノリスクになるのではないかと心配したくなることだ。日本ではなく永田町でもなく、世界が何を見て期待してきたのかという現状認識をすべきだ。


経済再生、デフレ脱却、財政再建への道、その後にやればいいことを今やるのはどうだろうか。


しっかりと集中して最重要課題をやるべきである・・・。





晩安