
失敗の本質
日本軍の組織論的研究
この2、3年でよく読む本が何冊かある。本書はそんな中の一冊といっていいでしょう。これまた名著『イノベーションのジレンマ』と同じくらいに何度となく読み返しました。
日本でも中国でもお酒を楽しみ時間があればPCをいじって本を読んで眠る、そんな生活が私の現実です。本書は有名なのであまり記すことがないが、よく読む部分と「あとがき」を引用してみたい。
仕事は決まったことのくりかえし、長老は頭の上に載せておく帽子代わりでよい、というのは平和時代のことである。戦時には、トップこそ豊富な経験と知恵の上に想像力と独創力を働かせ、頑健なバランス感覚で、誤りない意思決定をしなければならなかった。
三章 失敗の教訓 377ページより
組織が継続的に適応していくためには、組織は主体的にその戦略・組織を革新していかなければならない。このような自己革新組織の本質は、自己と世界に関する新たな認識枠組みを作りだすこと、すなわち概念の創造にある。しかしながら、既成の秩序を自ら解体したり既存の枠組みを組み代えたりして、新たな概念を創り出すことは、われわれの最も苦手とするところである。
文庫版あとがきより
おやすみなさい!