
中国共産党と資本主義
HOW CHINA BECAME CAPITALIST
ロナルド・コース (著), ワン・ニン (著), 栗原 百代 (翻訳) 日経BP社
仕事柄ではないけれど、この手の本は出版されたらとにかく買っている。
この手の本って、けっこう高価なものも多いんだけどね・・・。
著者はこう説く。
「資本主義がさまざまに異なる文化、歴史、宗教、政治体制の国々に根づけば、世界経済はさらに弾力性を増し、世界はより豊かで平和になる」
「敵対的なナショナリズムから戦争が起こり、資本主義と社会主義のイデオロギーの争いで分断される世界に別れを告げ、多様な資本主義モデルと市場経済の運営法とが世界にあまねく平和と繁栄を広げることを競い合う新しい世界が訪れるのだ」
「自由市場経済は終着点ではない。人間が創造性を自由かつ存分に発揮し、幸福と尊厳を追求するための物質的前提条件を生み出すものにすぎない」
「過去30年にわたり中国は、活力ある財の市場を発展させてきたが、アイデア自由市場(free market for ideas)はまだ有していない。これは現在、この国で実践されている資本主義にとって致命的な欠陥である。それにもかかわらず、中国は市場転換によって徐々に急進的イデオロギーの束縛から自らを解き放ってきた」
「中国が私企業活動と経済のグローバル化と自国の文化遺産を土台として繁栄を築きつづけるうち、近い将来にアイデア自由市場も出現することだろう。自由で、開明的で、寛容な中国こそ、アジアの隣国や世界により多くの貢献をしてくれはずだ」
100歳を超えていまだ現役のノーベル経済学賞受賞、ロナルド・コース教授が、
20世紀最大の世界経済史の謎
「中国社会主義の、資本主義への意図せざる制度変化」に挑んだ。
かなり読み応えありの一冊ですが、
横に子どもがいると落ち着いて読めません・・・
おやすみなさい!
中国共産党と資本主義/日経BP社

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