
マンキュー経済学 Ⅱ マクロ編
原書名:Principles of Economics,Third Edition(Mankiw,N.)
N・グレゴリー・マンキュー 著
今晩帰宅する途中、なぜか急に読みたくなってしまい、宿題をしている姫の横で本書を読んでいました。経済学テキストは著名な経済学者によって多数出版されている。いくつか読んだ経済学テキスト中で本書はお気に入りの一冊といってもいいでしょう。
マンキューのマクロ経済学のアプローチは、短期の経済(価格が硬直的)より、長期の経済(価格が伸縮的)を先に検討するというのが特徴です。このあたりは理由がありますが、フィーリングとして自分と相性がよかった。本書はマクロ経済だけで、600ページ超ありハードな作業になりますが、他のテキストと比べると楽しく読めます。マクロ経済学をすでに学習したとしても、経済学者らしく考えるという視点で、くりかえし読み返すことは大切だと思います。
今夜はお気に入りの第1章を読みながら眠るとしよう。
【経済学の十大原理】
第1原理 人々はトレードオフ(相反する関係)に直面し
ている
第2原理 あるものの費用は、それを得るために放棄し
たものの価値である
第3原理 合理的な人々は限界的な部分で考える
第4原理 人々はさまざまなインセンティブ(誘因)に
反応する
第5原理 交易(取引)はすべての人々をより豊かに
する
第6原理 通常、市場は経済活動を組織する良策であ
る
第7原理 政府は市場のもたらす成果を改善できること
もある
第8原理 国の生活水準は、財・サービスの生産能力に
依存している
第9原理 政府が紙幣を印刷しすぎると、物価が上昇
する
第10原理 社会は、インフレ率と失業率の短期的トレー
ドオフに直面している
キーワード
①希少性 scarcity
②経済学 economics
③効率 efficiency
④衡平 equity
⑤機会費用 opportunity cost
⑥限界的な変化 marginal changes
⑦市場経済 market economy
⑧市場の失敗 market failure
⑨外部性 externality
⑩市場支配力 market power
⑪生産性 productivity
⑫インフレーション inflation
⑬フィリップス曲線 Philips curve
⑭景気循環 business cycle
マクロ経済学の学習は、人間の生活のあらゆるシーンで応用がきく。
マクロ経済学の学習は、ある意味で単純で難解な作業である。それは、ザ・ローリング・ストーンズが50年間歩んだ道にも似ている。ロックといえど単純ともいえる日々のくりかえしの活動を大切にしながら、新しい物を発見または創造する作業であるからだ。
単純をバカにしたり、避けていてはいけない。そう思うこの頃である・・・。
マンキュー経済学〈2〉マクロ編/N.グレゴリー マンキュー

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