
電池が切れるまで
子ども病院からのメッセージ
すずらんの会編 角川書店(2002年初版)
毎日の帰宅が遅くとも、わずかな時間でも読書をする。
これが私のリラックス・タイムであり、習慣なのである。
同時に数冊の本を濫読する、これが案外と楽しいのだ。
今夜はビジネス書、哲学書などを読んだ後、だいぶ前に
テレビドラマにもなった本書を読んで、眠ろうと思う。
時より読みかえす本書ですが、その時どきに私のハートに
何かを訴えかけるのだ。
本書のタイトルにもなった、宮越由貴奈さんの「命」という
詩を何度も何度も読みかえす。
命
宮越由貴奈(小学四年)
命はとても大切だ
人間が生きるための電池みたいだ
でも電池はいつか切れる
命もいつかはなくなる
電池はすぐにとりかえられるけど
命はそう簡単にはとりかえられない
何年も何年も
月日がたってやっと
神様から与えられたものだ
命がないと人間は生きられない
でも
「命なんかいらない。」
と言って
命をむだにする人もいる
まだたくさん命がつかえるのに
そんな人を見ると悲しくなる
命は休むことなく働いているのに
だから 私は命が疲れたと言うまで
せいいっぱい生きよう

長野県教育委員会のパンフレット
宮越由貴奈さんが、11歳で亡くなる4ヶ月前に書かれた
この詩。
命の大切さを、いつも私に教えてくれる。
晩安