
熱湯経営
「大組織病」に勝つ
樋口武男 著 文春新書 2007年初版
現在、日本経済新聞で連載中の「私の履歴書」が、間もなく終わる。
久しぶりに毎日、夢中になって読み、切り取ってきた。
本書は出版当時にも読んだが、「私の履歴書」と合わせて再読した。
本書のあとがき(帯の裏面にもあるが)にこんな言葉がある。
「私は『大組織病』から脱却するために、会社を“熱湯”にした。“ぬるま湯”に馴れた者には苦しかっただろう。しかし、それに耐えた者たちは、やがて本人の内側から『やる気』を燃え立たせていった」
「いまの日本は、政治は場当たり、官僚は天下り天国、社会保険も教育現場もおざなり。日本全体がたるみきった『大組織病』にかかってしまったのではないか」
かつての日本人が持っていた、
真摯勤勉で、夢を抱いて
チャレンジする熱い心を
とりもどしたい
著者らしい、熱いメッセージだと感じた。
いろいろと印象深い言葉が、本書には綴られている。
【経営のプロとアマチュア】
・「成長を求め続ける」 「現状に甘える」
・「自信と誇りを持つ」 「愚痴っぽい」
・「常に明確な目標を指向する」 「目標が漠然としている」
・「可能性に挑戦する」 「経験だけに生きる」
・「自己訓練を習慣化している」 「気まぐれである」
・「使命感をもつ」 「途中で投げ出す」
・「やれる方法を考える」 「できない言い訳をさがす」
「私の履歴書」は、後り4回であるが本書の再読と合わせて、しっかりと
読み返しておきたいと思ったのだ。
Ciao!