
日本破綻 「株・債券・円」のトリプル安
藤巻健史 講談社 2010年
本書は少し前に読んだものです。
今までは、「日本破綻」というのは、オオカミ少年だったと思うのだが・・・。
本当にこれからも、そうだろうか?
1000兆円を超える国の借金、国の税収減と膨み続ける支出。
人口減少と加速する高齢化。
いつまで国債を買い続けることができるのか。
国会では依然として、政局が優先されている。
消費税を10%に上げたとして、理論的には国家予算を改善するには至らない。
現在のような時期に消費税を増税すれば、消費が落ち込むという論がある。
しかし、最大のリスクは「税率」の問題でなく、「景気」でもない。
日本が思考停止あるいは、躊躇していると、日本は信用できいないと
市場が判断したら、どうなるでしょうか。
もはや消費税の増税は、賛成・反対などという次元にあってはならない。
万々一にも、今の国会で審議すらできずに政争の愚となってしまった場合、
消費税を増税するということ自体が遅れてしまう。
私は、消費税を多く払いたいわけではない。また国のムダ遣いも知っている。
これらの論も受け入れるが、もはや躊躇しているときではあるまい。
このままでは「日本破綻」は、そう遠くはないと思う。
稿了