今日、日本経済新聞でハイエクの記事を見つけた。<やさしい経済学>危機・先人に学ぶハイエク:終わったか新自由主義というタイトルだ。(1)とあったからシリーズで連載されるのだろう。

 経済学においてハイエクを無視することはできまい。そしてまたハイエクを語るにおいてケインズも外せない。二人とも「不確実性」というスタートライン的な思想は一緒であったが、その後のアプローチは全く異なる。時としてケインズが、時としてハイエクがと利用されてきたのかもしれない。経済学を学ぶにおいては、思想哲学、政治学、心理学といった多様なアプローチが必要だ。記事中に紹介されていたハイエクの言葉は、懐かしくもあり忘れられない言葉だ。



市場は現在も将来も理想の状態と比較すれば不完全だが、競争のない世界よりも優れている 「経済学論集」より


 ハイエクの理論では、政府・中央銀行による貨幣政策によって、経済活動を混乱させてはならない。そして、市場には自主的な秩序があるというものが有名だ。

 現在、私たちは何とかショックと表される混乱の渦中にいる。ハイエクの論も、ケインズの論も正しく学んでみる必要があるのではないか。本日の記事を見て、若い頃に読んだハイエクから、あらためて学んでみたいと思うのであった。



TAKE’S【FEVER日記】


フリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエク(独: Friedrich August von Hayek、1899年5月8日 - 1992年3月23日)は、オーストリアウィーン生まれの経済学者、哲学者。オーストリア学派の代表的学者の一人であり、経済学、政治哲学、法哲学、さらに心理学にまで渡る多岐な業績を残した。20世紀を代表するリバタリアニズム思想家。ノーベル経済学賞受賞。ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインは母方の従兄弟にあたる。


市場・知識・自由―自由主義の経済思想/F.A.ハイエク

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