TAKE’S【FEVER日記】


中国「新語・流行語」小辞典―読んでわかる超大国の人と社会
郭 雅坤 (著) 内海 達志 (著) 明石書店


 先日、20年以上前に一緒に仕事をしたOさんが送ってくれたのが本書です。
 お手紙つきで本書が届いたのですが、僕にとっては、涙がこみ上げるほどとてもうれしかった。
 
 本書では、中国のいろいろな変化を代表的な言葉で紹介している。知っている言葉もあれば、はじめての言葉もある。中国という国は、日本から近いし歴史的にもつながりのある国だと思う。しかしこの20年の激変となれば、中国の人も驚くほどのものだろう。日本から見る、また入ってくる情報がすべて正しいものではない、僕はそう思う。広大な国土、多民族、そして急激な変化には、表もあれば裏もあるだろう。本書は、いまの中国を知るうえで役立つものだと思う。

 僕を含め、多くの人は人生を通じて、たくさんの人間と出会う。しかし本当の意味で、友であったり、友人といえる人はどれだけいるだろうか。正直なところ僕はほとんどいない。

 だいぶ前のことだが、「人間は二度死ぬ」という言葉を聞いた。肉体的な死、そして人の記憶からなくなる、この二回だという。僕たちは肉体的な死を迎える前に、自ら記憶からなくなるような生活を送ってしまってはいないだろうか。

 Oさんが本書を僕に送ってくれて、いろいろと考えた。
 人間はいろいろな人のお世話になり、そして何かを返すことによって、お互いの記憶にのこるように過ごすこと。そしてその記憶を忘れずに感謝する機会をもつこと、これが人生にとって必要なことなんじゃないか、って。

 Oさん、ありがとう。これからもよろしくお願いします。僕も忘れずにがんばりますね!!

人間は二度死ぬ。肉体が滅びた時と、みんなに忘れ去られた時だ。

松田優作


TAKE’S【FEVER日記】