ギリシャ発のEU金融危機は、イタリアに飛び火しスペインに向かい、仏、独まで巻き込む大きなものになるのか。そんなニュースが世界中を駆け巡る昨今である。
日本では、オリンパスの損失隠し、いわゆる「飛ばし」問題が大きく報じられている。大王製紙の前会長による巨額資金借入れ問題も驚愕する。日本の企業統治(コーポレートガバナンス)が問われている、というのが現在だろう。
これらのニュース報道で思い出されるのが、1997年頃だ。ちょうどアジア通貨危機があって、日本では証券会社や銀行の破綻が相次いだ時期があったからだ。また米でもエンロンの不祥事、LTCM破綻などが記憶にあたらしい。

写真は、日本経済新聞 2011年11月5日
山一証券100年史刊行 破綻企業の真実物語る、より
時代はくり返すのか、人間は学ばないのか。
こうしてニュース報道を、あるレンジで比較してみると、どちらともYesなのかもしれない。
そもそも金融危機と企業不祥事はなくならない、そういうものなのかもしれない。
大収縮 検証・グローバル危機/日本経済新聞社

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