中国の政府系ファンドと目される「OD05オムニバス」による日本株の買い増しが続く。今年3月末時点で123社、推定保有額は2兆円を超えている。
8月は日本株を欧米投資家が1兆円以上売り越しているなかで、中国などのアジアマネーの流入が続いている。そのなかでもOD05オムニバスによる日本株の買い増しは存在感がある。しかし日本株を買い増し、大株主(持分は少ない)として登場するも狙いが不明である。
中国は経済成長で積み上がった外貨準備の運用先の多様化を進めているとされ、日本株の買い増しはその動きの一環として資金を振り向けているともいわれる。
日本株は株価が大きく下落し、それにより時価総額も相対的に低い環境にある。OD05オムニバスだけに限ったことではないが、買い増しの先に買収されるというリスクもあるのも現実ではないだろうか。
【OD05オムニバス保有株】
三菱UFJフィナンシャル・グループ - 180,960千株(1.25%)912億円
日本電信電話 - 10,792千株(0.69%)428億円
武田薬品工業 - 8,949千株(1.13%)384億円
野村ホールディングス - 48,051千株(1.29%)340億円
みずほフィナンシャルグループ - 129,380千株(1.06%)304億円
エヌ・ティ・ティ・ドコモ - 190千株(0.44%)273億円
日立製作所 - 74,371千株(1.65%)262億円
ソフトバンク - 9,980千株(0.92%)234億円
オリックス - 2,162千株(1.96%)183億円
関西電力 - 8,307千株(0.88%)179億円
三菱重工業 - 38,875千株(1.15%)151億円
第一三共 - 8,234千株(1.16%)150億円
JFEホールディングス - 5,286千株(0.86%)131億円
日東電工 - 3,266千株(1.87%)120億円
T&Dホールディングス - 4,104千株(1.2%)92億円
大阪瓦斯 - 21,956千株(1.02%)92億円
日本碍子 - 4,623千株(1.36%)89億円
王子製紙 - 17,998千株(1.7%)75億円
ヤフー - 184千株(0.32%)66億円
帝人 - 12,696千株(1.29%)39億円
大林組 - 8,517千株(1.18%)37億円
鹿島建設 - 13,698千株(1.3%)31億円
大成建設 - 14,213千株(1.3%)29億円
丸井グループ - 4,175千株(1.31%)28億円
東燃ゼネラル石油 - 2,811千株(0.49%)22億円
東京電力 - 17,620千株(1.3%)?億円
東芝 - 55,927千株(1.32%)?億円(6位)
ウィキペディアより(2011/09/10 12:20)
昨年末 6月末
キャノン 1.6%(9位) 1.9%(9位) 958億円
ブリヂストン 1.4%(9位) 1.8%(8位) 266億円
旭硝子 - 1.8%(10位)196億円
キリンHD 1.5%(7位) 1.7%(7位) 187億円
アサヒ - 1.8%(8位) 136億円
東燃ゼネラル石油
0.8%(7位) 0.9%(6位) 50億円
昭和シェル - 0.5%(10位) 14億円
日本経済新聞より(2011/09/10)
【OD05オムニバス】オーディー05オムニバスチャイナトリーティ(SSBT OD05 Omnibus China Treaty 808150)は、中国政府系と言われるファンド。日本企業の大株主として知られ、2011年3月末時点で34社の株主として、有価証券報告書に登場している。日本株の時価総額は1兆5000億円と言われる。常任代理人は、香港上海銀行東京支店。
ウィキペディアより(2011/09/10 12:20)