TAKE’S【FEVER日記】


なでしこ力(ぢから) 

さぁ、一緒に世界一になろう!

佐々木則夫(なでしこジャパン監督)

講談社 2011年1月初版




 感動のなでしこジャパン、ワールドカップ優勝の余韻が残る中、本書を読んでみた。本書の中に、なでしこジャパンが成長する過程が記録されている。そして、ワードカップに挑む決意として、こう記してあった。



 さぁ、一緒に世界一になろう!



 本書は、なでしこジャパンの成長記録であると同時に、ノリさんこと佐々木則夫監督の考え方が書かれている。そして、本当に「さぁ、一緒に世界一になろう!」を実現させたわけだ。


 監督であるのノリさんの考え方は、多くのマネジメントにかかわる人の参考にもなるだろう。そうしたイメージで読むと、サッカーファンだけでなく楽しめる良書だ。


 監督というのは、選手の力を最大限引き出す人だろう。本書ではノリさん流のそうしたエピソードが、一般のビジネスシーンでも参考になるものがある。特に女性の力を引き出すことは日本の課題でもある。そんな視点でも、頭を柔らかくしてくれる。



              イレブン

佐々木則夫流11の心得


 1 責任

 2 情熱

 3 誠実さ

 4 忍耐

 5 論理的分析思考

 6 適応能力

 7 勇気

 8 知識

 9 謙虚さ

10 パーソナリティー

11 コミュニケーション


 これらの11の項目は、足し算ではなく掛け算。

 1項目でもゼロ(ゼロに近い値)があれば、

 その人に、指導者の資質はない。