ラウール「次世代に伝えたい僕が受け継いだもの」


TAKE’S【FEVER日記】



――シャルケでプレーする現在まで、最も大切にしてきたことは何ですか?


「そうだな・・・・・・。努力を決して怠るなってことかな。つまらなく思えることほど、実は、最も大切なことなんだ。カッペロから教わったことだ。まだ19歳の僕に容赦なく、ものすごく厳しいことを言われた。プロとしてのあり方を、徹底的に叩き込まれた。頭にきて、何度も腹を立てたけど、数年経った後に、彼から教わったことが、まるでジャブのように効いてきて、それが僕の基盤を作ったんだ。そう気づいた日から、僕は不平や不満を一切口にしなくなった。だから、僕を募ってきてくれる若い選手には、『いずれ自分の糧となるのだから、目上の人からの助言に、不満を感じてはいけない』と伝えている。先賢から受け継いだギフトを次の世代に継承することが、大人としての最大の責任なんだと思っている。これも、カッペロのような素晴らしい大人たちから学んだことだよ」






TAKE’S【FEVER日記】


ラウール・ゴンザレス

1977年6月27日、スペイン・マドリッド生まれ。レアル・マドリード下部組織を経て’94年トップチーム・デビュー。15年以上クラブの顔として活躍するが、昨季シャルケ(独ブンデスリーガ)に移籍。今年2月、自身の持つCL最多得点記録を更新。178㎝、74kg