TAKE’S【FEVER日記】


Number 780 6月23日号


チームを変革する新時代のリーダー論
名将に学ぶ

TOP LEADER’S DIGEST



銀河系軍団の統治術
モウリーニョ 「カリスマの傲慢と愛情」

“白い巨人”の指揮を任された野心家は、この1年でチームを劇的に変革し、悲願のタイトルをもたらした。スター揃いのビッグクラブを、いかに統率したのか。稀代の名将のリーダーシップを多角的に検証する。



サッカー指導者、ナンバーお得意のリーダー論。



 今期のモウリーニョといえば「会見ボイコット騒動」が強く記憶に残っている。

 シーズンが佳境を迎えた4月。記者会見の場にいるにもかかわらず、モウリーニョは「過剰報道される」と、ひと言も話さない。代わりに助監督のアイトール・カランカが質問に答えようとしていた。

 「モウリニーニョが話さないのなら会見場を出て行く」と、出席したメディアに抗議されても、どうぞという表情で平然と流した。

 数日後、再びモウリーニョが会見に姿を現したとき、ボイコットしたメディアの質問には一切答えなかった。

 モウリーニョは質問した記者の一人に訊いた。

 あなたは部長ですか、と。

 青ざめた記者がそうではないと答えると、こう言い放ったのだった。

 「君の新聞は私の助監督、カランカをリスペクトしなかった。オーケー、それなら私も、君の上司としか話さない」

 そうまでしてある種のエゴを前面に押し出したのは、このクラブは一つの家族なんだという、選手へのメッセージが込められていたのでは、とカランカは考えている。

 「私の仕事は単なるアシスタントという領域を越えていた。監督だけで戦っているわけじゃない。このチームはひとつの家族なんだ」

 組織を熟知する人間を起用し、細部まで情報を得る。そしてその右腕を誰よりも信頼し、擁護する。そんな姿勢がメッセージとなり、チームに結束を生んだ。

(豊福晋氏の文より一部引用)



モウリーニョは、サッカー監督でもあるが、そのキャリアにあるように体育教師であるのかもしれない。私はそう思う・・・。




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