自治体を民間が運営する都市
米国サンディ・スプリングスの衝撃

オリバー・W. ポーター 著 時事通信社





今から3年ほど前に本書と出会った。米国での話しとはいえ、地方分権が叫ばれている日本で、同じような試みができるのだろうか、という思いで読んだものだ。


PPP(Public Private Partnership)を単に官民による連携というレベルではなく、効率化でもなく、市民自身が主体的にかかわり責任を持った判断を下したという事例は驚きであった。しかし、こうした試みこそが、地方分権であろうし、地方自治の本質でもある。


日本では、また自分の地域では不可能だという理由を見出すのは簡単である。具体的な実例をもとに、一つでも可能なものを見出し、実行に移せるように努力することだ。これが、これからの日本にとって必要なことだと確信している。

そして、私なりに民間人として、地域の住民として、ときに傍観者にもなり(少し離れて冷静かつ客観的に見るための)、自分の住む地の将来を考え、具体的に参画して行きたい。


本書は、各章のはじめに挿入された言葉があって、なかなかおもしろい。いくつかピックアップしてみたい。



政治家に関する悩みのひとつは、たとえ彼らに頭にくることがあっても、何もできないことである。彼らを殴ることも、罵声を浴びせることもできない。

 フランク・ルンツ


考えられるすべての課題をはじめに克服しなければならないとすれば、何も新しい試みはできない。

 サミュエル・ジョンソン


打ちのめされてもへこたれないことこそ最大の勇気である。

 オリバー・W・ポーター




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