SONYの旋律 (私の履歴書)
大賀典雄 著 日本経済新聞社
4月23日の訃報である。
ソニー元社長の大賀典雄さんが81歳で亡くなられた。
ソニーといえば、創業者の井深大、盛田昭夫の2人が有名だが、ソニーを世界的な大企業にした業績は、本書の著者の大賀典雄氏によるところも大きい。当初音楽家を志していた著者が、経営者となり、ソニーを世界的な大企業に育て上げた軌跡を綴っている。日本の戦後史とも重なり、興味深い一冊に仕上がっている。
「ハードとソフトは車の両輪」といった考え方、そして音楽家を志していたこともあり、デザインやブランドにこだわったなど著者のソニー経営者としての影響は大きい。また指揮者として活動されたり、個性と才能にあふれた方だった。
本書を再読しご冥福をお祈りしたい。

