TAKE’S【FEVER日記】


平静の心 

オスラー博士講演集(新訂増補版)


日野原重明 仁木久恵 訳 医学書院



本書は医療の世界における専門医の生き方を示した、医療職者や学生のバイブルのような存在だ。


1905年までに、ウィリアム・オスラー博士が行った十八回の講演が本書のベース。「医学はサイエンスに支えられたアート」と定義したオスラー博士の医の真髄を語る講演集である。


誤解があるといけないのですが、私は医療職者ではありません。しかし本書は、10年ほど前に、訳者である日野原重明先生の本を読んだことを機会に買い求めたものだ。


一般のビジネスパーソンにとっても、冒頭言葉は参考になるのではないだろうか。


内科医・外科医を問わず、医師にとって、沈着な姿勢、これに勝る資質はありえない


沈着な姿勢とは、状況の如何にかかわらず冷静さと心の落ち着きを意味する


嵐の真っただ中での平静さ、重大な危機に直面した際に下す判断の明晰さ、何事にも動じず、感情に左右されないこと


優柔不断でいつもくよくよし、それを表面に出す医師、日常生ずる緊急事態に狼狽し、取り乱す医師、こういう医師はたちどころに患者の信頼を失うことであろう


今宵、自身の心を平静に保ちたく、斜め読みしながら新しい日を迎えることにした。


人生の指針となる良書。



おやすみなさい!



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