現在の世界経済を牽引する主役といえる、中国とインド。日本の経済においては、輸入も輸出も、両国は大きな影響力を持っています。
産業革命から20世紀までは欧米が牽引し、日本がキャッチアップした時代。21世紀は、BRICs(ブリックス)、成長著しい、ブラジル (Brazil)、ロシア (Russia)、 インド (India)、中国 (China) の頭文字を合わせた4ヶ国の総称、この4ヶ国の影響力が強い時代になりました。
日本にとっては地理的にも近い中国との関係は重要である一方、インドという大国の存在も重要になっています。両国の人口は、世界人口の4割近くにもなり、国土も広く大国と言ってよいでしょう。
以下にかんたんですが、経済規模の比較をまとめてみます。
中国 インド
人 口 13億3500万人 11億9900万人
G D P 4兆9090億㌦ 1兆2360億㌦
実質経済成長率 8.7% 5.7%
1人当たりGDP 3,678㌦ 1,031㌦
貯蓄率(※) 54% 38%
個人消費(※) 1兆5599億㌦ 6346億㌦
合計特殊出生率 1.77 2.76
*統計データはIMF、国連、世界銀行、政府の2009年統計より作成。
GDPと個人消費は名目ベース。合計特殊出生率は2005~2010年の平均予測値。(※)は2008年
両国ともに広大な国土と、多数の民族、言語、習慣がある。人口だけ見ても、それぞれ日本の約10倍になる。広大な国土は、インフラ整備への巨額投資が必要になるでしょう。
これからの世界経済は、存在感を増すこの両国の影響力が高まるのは必然と言えましょう。
私は中国と日本を行き来していますが、中国には未成熟であるがためのパワー、日本には成熟したことによって失ったパワーの差異があると見ています。
日本は国内だけの問題だけではなく、欧米、BRICsを含めた世界から見た日本という位置づけを意識し、国内の問題に目を向けなくてはいけません。そうでなければ日本という国そのものがガラパゴス化、いや絶滅したティラノザウルスとなるのは不可避です。私はそのように考えています。みなさんはいかがでしょうか?

