TAKE'S【FEVER日記】


WEDGE(ウェッジ)時代をリードする総合月刊誌

2011年1月号 日本経済は大阪の二の舞いになるのか

■特集
日本経済は大阪の二の舞いになるのか

企業から見捨てられる日本
産業構造変化を甘く見た大阪
生き残り戦略を大阪から学ぶ


■特集の読みどころ
史上最低の内定率や産業空洞化、円高不況…。
明るい話題がめっきり減った経済大国日本は、世界から見捨てられつつある。
猛烈な勢いで生産拠点が海外へ移転しても、経済成長を成し遂げた自負が変革を妨げている。
だが、それはかつての成功体験に安住し、産業構造の転換に乗り遅れた大阪と重なる。

日本は大阪の失策に学ぶ必要がある。


■WEDGE OPINION.1
谷内正太郎(早稲田大学教授/元外務次官)
TPP参加は「強い安保」「強い経済」への分水嶺


■WEDGE OPINION.2
川島 真(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
変容する世界秩序 異質な大国・中国とどう「競存」するか


WEDGE Report
雇用を守れるか 国内生産の確保へ 自動車産業の苦闘


■Point of View.1
城戸淳二(山形大学大学院理工学研究科有機デバイス工学専攻教授)
日本の有機ELは世界で勝てる


■Point of View.2
高橋 泰(国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野分野責任者・教授)
敬老精神の介護に潜む落とし穴


WORLD CURRENT
日本経済は小康状態も見透かされる政権の限界


デジャブ~立ちすくむ現代 by 佐伯啓思
TPPと農業政策 読み返したい柳田國男


プラネティストが行く by 中村繁夫
レアメタルパニック本番の2011年を占う


大人の社会見学 by 江上 剛
「油・断・快適!」で下水道も海も守る


人にやさしい技術 by 武末高裕
折り紙を応用 軽くて丈夫な新しい構造体


〈新連載〉情感の日本 by 中西 進
「もの」を「あわれ」とする物語


トップランナーby 斎藤 晶(斎藤牧場)
牛が拓く牧場のオヤジ
「自然に溶け込めば人間も楽だよ」


あの負けがあってこそ by 大元よしき
加藤三彦(能代工業高校バスケットボール部前監督)
インターハイ1回戦での敗北 能代工業 69-82 岐阜農林


にっぽんの100人の青年 by 林 えり子
500校以上で熱演した「歌う道徳講師」
大野靖之さん(シンガーソングライター)


ヒットメーカーの舞台裏 by 池原照雄
全社挙げて“名品”がまたひとつ
三洋電機 米パンが焼けるホームベーカリー「ゴパン」


さらばリーマン by 溝口 敦
「シブヤ大学」をつくったラガーマン


〈新連載〉家電の航路 by 前田 悟
●新刊クリップ
●フォーラム新・地球学の世紀 by 山極寿一
●インサイト霞が関
●世界の記述
●中国はいま某国で by 谷口智彦
●四季のかばん by 鈴木遼太
●拝啓オヤジ by 相米周二
●子どもは変わる 大人も変わる by 比嘉 昇
●読者から/ウェッジから






【特集】日本経済は大阪の二の舞いになるのか


TAKE'S【FEVER日記】

企業から見捨てられる日本(26~27㌻)


 1985年のプラザ合意以降、急激な円高により日本企業の海外移転は加速していった。その後、日本の製造業は「完成品の欧米向け輸出」から「産業財のアジア向け輸出」といった流れに。そして「中国向け製品を中国で生産」が主となる時代になったと指摘している。

 上記の写真のように、日本企業は聖域なく海外への移管を進めはじめた。「日本企業が日本という土地も、日本人という人材も必要としなくなってきている」という産業構造の大転換がおきているというものだ。

 大学生の就職内定率は、57.6%(10月1日時点)と過去の就職氷河期を更新。いままでの就職戦線の厳冬には、景気循環的な側面もあったが、現在の状況は、そう単純ではない。日本企業は積極的に外国人を採用し、海外に行きたがらない日本人の採用を減らしている。日本企業にとって採用は、日本人である必要がないのだ。

 いまや日本人であることはプラスではなく、マイナスになろうとしているのか。いやもしかしたら、日本人という狭い枠を超え真のグローバル人となることを求められているのか。時代の大転換を感じさせる特集である。




ボーン・ナターレ!クラッカー




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