友人を求める前に自分自身を愛する



できるだけ多くの友人を欲しがり、


知り合っただけで友人と認め、


いつも誰か仲間と一緒にいないと落ち着かないのは、


自分が危険な状態になっているという証拠だ。



本当の自分を探すために、誰かを求める。


自分をもっと相手にしてほしいから、友人を求める。


漠然とした安心を求めて誰かに頼る。


なぜ、そうなるのか。孤独だからだ。


なぜ、孤独なのか。


自分自身を愛することがうまくいってないからだ。


しかし、そういうインスタントな友人をいくら多く


広く持ったとしても、孤独の傷は癒されず、


自分を愛するようにはなれない。


ごまかしにすぎないからだ。



自分を本当に愛するためには、


まず自分の力だけを使って何かに


取り組まなければならない。


自分の足で高みを目指して歩かなければならない。


そこには苦痛がある。


しかしそれは、心の筋肉を鍛える苦痛なのだ。



『ツァラトゥストラはかく語りき』