勝つための撤退
マクドナルド400店閉鎖の勝算
新天地に踏み出すのも経営なら、忍び寄るリスクを予見しあえて退くのもまた経営だ。少子高齢化、人口減少・・・縮む市場に適応できない企業は己の巨体を持て余すことになる。絶好調の今、撤退を決断したマクドナルドの勝算やいかに。勝つための撤退戦略に迫った。
(日経ビジネスより)
日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸さん好きの![]()
変なおじさんTAKEは、何の迷いもなく購入した。
しかし記事そのものは当たり前の内容で、1ページ程度だ。
「2010年内に、全店舗の1割に相当する433店舗を閉鎖する」
と決算説明会で宣言した驚きを記事にしたものである。
自称、原田ウォッチャー
としては、驚きはない!
その理由は当たり前で簡単なものだ。
①原田氏がCEOに招聘された2004年の時点、すでに
「店舗閉鎖はすぐにやめろ」と待ったをかけた真因だ。
②原田氏の店舗戦略は「1店舗あたりの売上高を上げる」
という「攻め」で、「客単価を上げ」さらに新しい商品の
投入による業績回復であった。
③原田氏はカリスマ経営者のように言われるが、実に
理論的であり、ぶれのない戦略とバランス感覚を持つ。
過去の発言にあるように「収益がしっかりしているから
こそ店舗閉鎖できる」に見てとれる。
一般的には経営悪化による「店舗閉鎖」となる場合が多いが、
経営学を本質理解し実践するならば、それはかえってリスクを
拡大することになるというシンプルな答えがあるとわかるのだ。
それは、「店舗閉鎖には膨大なコストを要する」という、極めて
当たり前の理屈だ。当然のことリスクも同じである。
経営悪化で士気が低下しているような時の舵取りについては、
カルロス・ゴーン氏を含めいろいろな教訓がある。
経営判断を、次の「攻め」の戦略をしっかりと描いたうえで、
下せるか、どうかが経営者の腕の見せ所といえよう。
この20年低迷する日本経済を浮揚させるヒントも、官主導から
政治主導というスローガンではなく、「経営」の視点、理論が求
められるのではないだろうか。日本という企業の「経営」だ。
最後に、日経ビジネスの紙面より引用してみよう。
成長の糧を求めて新天地に踏み出すのも経営なら、忍び寄るリスクを予見して、退くべき時に退くのもまた経営だ。少子高齢化や人口減少などで国内市場の縮小は始まっている。縮む市場に適応できない企業は、己の巨体を持て余すことになる。撤退を恥辱とする精神論を乗り越えて、強くあるための「撤退戦」へ。その巧拙が企業の命運を握る。
最後までお読みいただきありがとうございます。
天気と同じように、最良のGWをお過ごしください!
ちゃーお!
