彼れも一時 此れも一時也



孟子の言葉(『孟子』公孫丑篇下)。「昔の太平の世も一時期なら、今の乱れた世も一時期だ(君子はどの時期に遭遇しても、天も人も怨まず心楽しく生きるものだ)との意。孟子には治世と乱世が交換するという歴史観があり、「天下の生ずるや久しきも一治一乱たり」とも述べている。この言葉は現在、時勢の変化に応じて態度を変える者の自己弁明として用いられる場合が多い。孟子が知れば烈火のごとく怒るに相違ない。



TAKE'S【FEVER日記】

中国名言集 一日一言 井波律子 岩波書店