そうか、君は課長になったのか。
佐々木常夫著 WAVE出版
春は人事異動や昇格シーズンだ。
デフレ経済下の今年も、異動・昇格の記事をみる。
「課長」というのは、企業においてどんな存在なのか。
また「課長」になる前に、どんなことを考え行動してきたか。
さらに「課長」になったら、何をやろうとしているのか。
変なおじさんは、そんなことを考える季節でもある。
幸いにも、今年も部下が「課長」になった・・・。
上司という立場に身を置く者にとって部下の昇格ほど
うれしいものはない。
でも、100%喜んでばかりもいられない。
「課長」になったのか。で、君はどうするって・・・
変なおじさんは、そんな問いかけをするのである。
本書はNHK「知る楽」で話題になった佐々木常夫さんの
課長になった人たちへの37通のメッセージだ。
変なおじさんの経験からも共通するものが多々ある。
この春、「課長」になった人、そして今回は残念だった人、
そしてまだまだ若いビジネスパーソンと
「課長」というものを知るためのテキストとして読んでほしい。
君は部下の成長にコミットする力をもっている。
一人の人間の人生を変える力をもっている。
だから、これは大事業です。
重要なのは個々人のモチベーションを高めることです。
結果に差をもたらすのは、
能力というより熱意だからです。
確かに君はリーダーではありますが、
あくまで一個の人間です。
そのことを部下はよく知っています。
素直に感情を出してみませんか。
格好なんかつけても、たかが知れてるんです。
部下を動かすのはスキルではない。
部下の心を動かす、君の高い「志」だ。
課長ほどやりがいがあって、
おもしろい仕事はありません。
部下の成長を確認したり、
チームとしての結果が出たときの満足感は
なにものにも代えがたいものがあります。
一緒に働いた仲間との「絆」を築くことができるのは、
部下一人ひとりとダイレクトに付き合う
課長時代だけと言っても過言ではないのです。
そのほかにもたくさんのグッド・メッセージがあります。
私もよくお薦めする本でもあるのですが、
『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』のこと
さらに・・・
「プレイイング・マネジャーにはなるな」
「在任中に成すべきことを決めろ」
「社内の本当の実力者を見極めろ」
「会社の常識に染まるな」
などなど、共感できるものがとても多い。
なんとなく課長が務まる時代でない!
課長こそ、ハイテンション!
課長こそ自己研鑽!
そして何よりも、
課長こそ、人間らしく生きよ!
そんな良書です・・・。
ちゃ~おぅ
最後までお読みいただきありがとうございます!

