変なおじさんがセレクトする<おやじの言葉>シリーズ。

いまでも、よく見る「アントレ」に掲載されていたシリーズより


雇われないで生きていく。


会社を起こしてから半年間、僕には仕事がなかった。

むろんお金も足りなかった。

仕事があることのありがたさが骨身にしみた。


今のサラリーマンは仕事のあることへの

感謝が足りない。自分の仕事を支えてくれる人々への

感謝が足りない。生かされてあることへの

謙虚な気持ちがない。不満ばかりだ。

それならゼロから起業してみればいい。

僕は当時のつらさをもう一度克服できるか、自信がない。

起業とは健全なる狂気。

そう悟ったのはそのつらさを知ったあとだった。


まずまわりの人々への感謝を知ること。

そのうえで冷静に、社内での自分の対価を測ること。

それでもどうしてもおかしいと思ったときに

初めて起業を考えてみることだ。


 木村 剛(KFi代表)  

※( )内は2003年3月現在、アントレに記載されていたもの