悲惨な現実よりも | チームビルディング日記

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「体験」と「対話」で組織を育てる。

今日は早く帰ってテレビをつけた。

Tさんお勧めの番組を2つ掛け持ちで見た。


色々と考えさせられるところも多かったけれど、その中で一番印象に残ったこと


「悲惨な現実を伝えるよりも、この人たちがどうしたら喜ぶのかという事に目を向けたい」


ということがそのメッセージの中で伝えられていた。



飢えを満たすことは大事。

また、悲惨な現実を知らない人がそこに目を向けることも大事。

わかったつもりでも全然分かっていなかったという事を感じることも大事。


なかなかセンシティブな問題かもしれないけれど、

苦難の中にあっても喜びや楽しさ、幸せは見つけられる。

逆に苦難を取り除くことイコール喜びや幸せということでもない。



もちろん内戦の中にいる人にとってはその争いが終わるだけで喜びとなるかもしれない。

餓えた人は一杯の水で幸せになるのかもしれない。




でも飢えや戦争のない安全が守られた国に住んでいても喜ぶことや楽しむことが苦手な人たちもたくさんいる。

そんな人たちが苦境にありながらも笑顔で喜ぶ人たちを憐れむというのはとても不自然に感じる。