ナン編〜第2話【45組だった人々】 | ポイ活王〜現代の傾奇者〜

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11年間、国にも企業にも頼らず己のスキルだけで稼ぎながら自由気ままに生活してるプロニート。
・「TEAM.BRAIN」リーダー
・令和の虎159人目志願者
・リベンジ版8人目志願者
・追跡版12人目で出演
・「桜鷹虎」出演
・オンサロ『魁!!ポイ活塾』塾長(在籍250名以上)

◆ミャンマーのパチンカス
それまで真面目に出勤してたナン(仮名)が無断欠勤をして、そのまま一週間来ないということがあった。
外国人ということもあり、バックれて二度と来ないと誰もが思ってた矢先、店に電話がかかって来た。
「お金がなくて電車に乗れませんでした。また働かせて下さい!」
店の誰しもが普通はありえない理由だよな!?と違和感を感じつつも、その時は特に深く考える人も居なくて、無事に職場復帰して来た。

後になって発覚したのだが、CRぱちんこ冬のソナタ2にどハマりしたナンはバイト代の全てをぶっ込んでたのである。。

◆バックレ王子
この職場はパチンカスとスロッカスの巣窟であった。
眼帯店長を含む従業員の半分がギャンブル大好き人間の集まりで、仕事中、暇になると必ずパチンコの話で盛り上がってました。
そんな環境もあり、ナンは少しずつ冬ソナ2に身も心も財布も、さらには人生まで持って行かれ始めたのである、、、😖

まず携帯代が払えなくなった。その頃はまだ3代キャリア会社間の規約が緩かったので、docomoを限度額ギリギリまで滞納して、SoftBankに乗り換えてた。
そして、SoftBankも限度額ギリギリまで滞納して、最後はauに乗り換えてた。
滞納後に乗り換えたら、電話代をバックレられてお得!人生都合が悪くなるとバックレたら良い!
とクズ発言を連発してたことから、いつしかナンは「バックレ王子」と呼ばれるようになってた。

◆ミャンマーのヨモニ野郎
ミャンマーの実家から仕送りしてもらった学費80万も全て冬ソナ2にぶっ込んで、学費を払えなくなりついに退学処分。
生活の全てが冬ソナに染まって人生の道を大きく踏み外しはじめたナン。

ナンは職場に居た冬ソナのヒロインであるユジン役のチェ・ジウによく似たミャンマー人の女の子にガチ恋をした。
付き合う寸前まで行ったのに、デート中に
「お金増やしてあげようか?」
と女の子から金を借りて、冬ソナを打つも女の子の金を全て溶かしてしまう。。

約束の返済期日を数回守らなかった為に、その女の子はそれ以降、ナンを徹底的に嫌うようになった😡
人情があった眼帯店長がお金を貸して、慌てて返済したけど時はすでに遅し。。

その後もナンはアタックし続けてたけど、俺が知ってるだけでも10回は振られて、心身共にボロボロになってました😔
ちなみにTEAM.BRAINの2ndシングル「これからもずっと」2曲目に収録されてる「届かない想い」という曲はナンのことを歌った曲である。
2ndシングル『これからもずっと』


冬ソナ2のセリフを全て覚えて、仕事中に言いまくってたミャンマー人は世界で奴だけでしょう😂
特にお気に入りは、ユジンが雪だるまにキスをさせて遊んでたのを見て、チュンサンが言った「お前良いなぁ」というセリフ。

それとサンヒョクの親友であるヨングクが「アイツもうボロボロなんだよ!」とチュンサンに怒りながら言うセリフ。
恐らく両方とも自分に重ねてたんでしょうね。。
この頃になると職場では「バックレ王子」から「ミャンマーのヨモニ野郎」というあだ名で呼ばれてました。

◆飲む打つ買う
大酒を飲み、ばくちを打ち、女を買う。男が道楽の限りを尽くすことをいうことわざ。
それを地で行く生活を送り始めたナン。
パチンコに行き、勝つと飲みに行って、その後に風俗へ行く。
特にお気に入りは巣鴨で本番あり1万円ポッキリの外国人女の子のみが在籍してる違法ヘルスでした。
※後ほど摘発されて潰れた。
飲む打つ買うがナンのルーティンワークになり始めたのである。
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◆続き