雨天決行の第36回八丈島パブリックロードレース① 本大会編 | 八丈島観光協会blog

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2017年1月8日()、今年も新春恒例「第36回八丈島パブリックロードレース」が開催されました。

 

昨年まで例年好天に恵まれていた本大会でしたが、当日は低気圧の通過による強風と大雨に見舞われました。開会式の直前まで開催できるのかどうか関係各所との協議を重ね、中止の可能性もありましたが雨天決行で大会が開催されました。

 

その時の模様を、本大会編と懇親会編の2回に分けてご紹介いたします。

 

今大会には776名エントリーがあり、開催時間が近づくにつれて強まる雨風を心配し欠場する方が続出。加えて当日の朝の飛行機が欠航し、その便で合流しようとした人が泣く泣く不参加となる事態になるなど、レース出場の受付をされた方は621名となりました。

 

 

時間と共に雨足が強まりゆく中、開会式がはじまります。

式はスタート会場である富士中学校体育館の中で行われました。

 

司会の玉井さん

 

八丈島パブリックロードレース実行委員会 山下副会長

 

審判長、八丈島体育協会会長、八丈島パブリックロードレース実行委員会 菊地会長

 

3名からそれぞれ注意事項として、

雨天の中のレースについての注意点と悪天候になった場合の対処方法が説明されました。

 

 

地元の三原小学校6年生の4名による選手宣誓

 

自分達で考えてきたというスピーチは、レースだけでなく『懇親会でも沢山食べる』ことも誓うなど、じつに小学生らしい発想に会場にいる参加者達をどっと賑わせました。

 

 

今大会初となるトレーナーブースが開設されました。提案者は八丈島ふるさと観光大使でもあり、ひょうたん島接骨院院長を務める浅沼剛成さん。

東京柔道整復専門学校の学生や卒業生、先生方が接骨院のスタッフとともにマッサージやテーピングをボランティアで行い、大会中は約160人の方が利用し、大変好評でした。

 

 

左から山下栄太さん、浅沼剛成さん、山下玲佳さん。

 

島出身の柔道整復師、山下玲佳さんと弟で在学中の栄太さんは島に恩返しがしたいと来島し、大会中は選手達のケアやコンディショニング調整を行い、レースの裏方として奮闘していただきました。

今後も八丈島のスポーツイベントに協力していきたいと浅沼さん。

 

 

スタート時刻が迫り、いよいよ出走です。今年は例年より1時間早くスケジュールが組まれました。

 

 

10:00 ハーフコース スタート!

 

10:10 3㎞コース スタート!

 

10:50 10㎞コース スタート!

 

 

 

雨の中の激走を制し、ハーフコースのトップでゴールテープを切ったのは、昨年も制したディフェンディングチャンピオン西村好康(左)さん。このコンディションでタイムは落ちてしまったそうですが、見事に2年連続優勝を勝ち取りました!

2位の古川優太(右)さんとピースサインで撮影に応じていただきました。

 

 

3㎞の一般のトップ、宮竹南央哉君は今年も頑張りました!

 

 

雨が降りしきる中、子供達も大健闘!みんなよく頑張ったね!

 

 

雨合羽やゴミ袋を被ったり傘を差したりと、各自で雨除け対策をしながら走る選手達。辛い表情の方、笑顔の方と、雨のパブリックロードレースをみなさん思い思いに駆け抜けました。

 

 

レースを終え疲れて帰ってきた選手達の疲労回復にと、今年も登場したのは八丈フルーツレモン。砂糖で漬けたレモンのスライスを参加者が次々と口に入れていきます。

 

 

そして今年もトビウオのつみれ汁が振る舞われ、冷えきった体に染み渡る熱いスープに大勢の方が嬉しそうに召し上がっていました。

 

 

今年も大塚製薬様からご協賛いただいたポカリスエットやソイジョイが会場に用意され、選手達の水分・栄養補給に役立てられました。

糖分補給にとレース後の小腹に、やたけ製菓の小振りの菓子パンも好評でした。

 

 

断続的に雨風は強さを増し、いつしか暴風雨に。あられが降る過酷な状況からそれぞれのコースを走りきった参加者達が帰ってきます。

雨雲で覆われて薄暗いゴールの富士中学校の校庭には照明が灯り、全面水たまりのような状態に足をとられる方もいました。

 

 

全身ずぶ濡れでゴールを目指す選手達。

給水や誘導係のスタッフはもちろん、沿道から彼らを応援する側も濡れながら必死でエールをおくります。

 

 

降り続ける土砂降りの雨に冷たい風が重なり、まるでサバイバルレースのような過酷さ。風雨に耐えて帰ってきた選手のみなさん、本当にお疲れ様でした。

 

レース後、大勢の方が特典の温泉優待券を使って各温泉施設へと向かいました。

このあと三根小学校で午後3時からお楽しみの大懇親会と表彰式が行われます。

 

これまでにない悪天候がランナー達を苦しめ、記録の残る完走者は420名となりました。

みなさんの記憶に残るレースとなりましたが、大勢の大会関係者の皆様の献身的なご協力のもと、無事にレースを終了することができました。


この大会を開催するにあたり、悪天候の中ご来島いただきご参加いただいた選手の皆様、ご協力くださいました大会関係者の皆様に、この場を借りまして厚く御礼申し上げます。

 



~第36回八丈島パブリックロードレース出場者様へ~

 

大会結果は下記のRUNNET(ランネット)のページから順位がご覧いただけます。

ランナー検索を空欄で検索しますと、全データがご覧いただけます。

 

第36回八丈島パブリックロードレース 大会結果


また、RUNNETページ内の大会レポに、今回のレースについて皆様のご意見やご感想をぜひお寄せください。ご協力よろしくお願いいたします。

 

第36回八丈島パブリックロードレース 大会レポ


今回残念ながら出場できなかった選手の皆様、また来年の第37回大会でお会いできますことを心よりお待ちしております。
 

大盛況の大懇親会の模様は次回ご紹介いたします。