黄八丈着物着付体験 「黄八の日」 開催のご案内 | 八丈島観光協会blog

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八丈島に古くから伝わる伝統工芸品、「黄八丈」の着物着付体験のご案内です。

2013年10月は、10月24日(木) ~29日(火)まで
銀座のミキモトホールで「山下芙美子 黄八丈展  - 染の技 織の華 -」 が開催されます。

それに先立ちまして、「黄八の日」と銘打ち「8」の付く日に着物着付け体験を行います。

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日程 : 10月8日(火)・18日(金)の2日間 時間はいずれも13:30~15:00

場所 : 八丈島観光協会

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【お問合せ・ご予約】
八丈島観光協会 (9:00~17:00)
八丈島八丈町大賀郷2345-1
TEL 04996-2-1377


黄八丈めゆ工房と婦人会有志による、「黄八丈」の無料着物着付体験となります。

事前予約制となりますので、ご希望の方は八丈島観光協会までご連絡の上、ご来場ください。

記念に写真を撮影させていただき、ご希望の方にはデータをお送りいたします。

女性の皆さま、ぜひ、八丈島へご来島の記念に「黄八丈」をお召しになってみてはいかがでしょうか。

黄八丈を着た女性2名を撮影させていただきました。 よく晴れた日の黄八丈めゆ工房にて

 


黄八丈(きはちじょう)は、八丈島に古くから伝わる絹織物で、1977年に国の伝統的工芸品に指定されています。

黄色・樺色・黒の3色を基調とした織りの着物である黄八丈の特徴は、「孫や曾孫の代まで色あせない」と言われているその染めにあります。

美しい糸が生み出される源は、八丈島に自生している植物での草木染めであり、豊富な染材を惜しみなく手間ひまをかけて染めていきます。

黄八丈の織りは、すべて手織によって織り上げられています。伝統的な織りに加えて、現在では織り文様の多彩さも魅力となっています。


黄八丈が内地(江戸)へ渡ったのは、遠く室町時代に貢物として納めたのがはじまりとされています。

それから、江戸時代を経て明治のはじめに至るまで、島の織物はすべて年貢として内地へ運ばれていました。

その間に黄八丈の名は、南の島独特の色合い等により広く世間に知れ渡り、各地に模造品ができるほど愛好されるようになりました。

はじめは、大奥や大名などの限られた階級で使われていたようですが、やがて町娘の間で流行するようになりました。

(「黄八丈めゆ工房HP」、「きものSalon2013-14秋冬号」 新しい黄八丈と織りの世界 より抜粋)




写真は、「黄八で銀座」の昨年の模様です。大勢の黄八丈を着た女性が銀座の街を歩き、着物の美しさをPRしています。