今、日本にいます。

といっても、明日にはアメリカに戻ります。

祖母の具合が悪く、先月に突然帰国したというわけです。

幸い、容態も持ち直し、最悪な状況だけは逸したのですが、、、、、


今回、いろんなことを考えました。

実家では、祖母の入院前には、祖母の介護は母が一手に引き受けていたわけです。

母の話では、

1.夜間のトイレ介助で2時間おきに祖母から起こされていたこと

2.いくら主治医の指示にしたがって食事の用意をしても、祖母が食事をしたがらなかったこと

3.祖母には褥そう(いわゆる“床ずれ”)ができていて、訪問看護師さんがいくら祖母に体位を変える指導をしていても、祖母自身の意思で、体位を変化させないから褥そうが悪化する一方だった

などなど、、、、、


母も若くはありません。

老人が老人を介護しなくちゃならないとは、よく言ったものです。

祖母の介護で母の血圧は上昇しました。

睡眠が著しく障害されるわけですから、仕方ありません。

しかも、祖母の性格は皆さんの想像以上にキツイので、祖母から母が罵倒されることも多く、母の気苦労はすごかったと思います。

祖母が入院したことで、母の精神的負担はかなり減ったようです。


そろそろ退院かな?と思うけれども、いざ退院となったときに、どこへお世話になるか、どんな施設が利用できるのか、その手続きはどんなものなのか?

その点に関しても悩みました。

市役所の職員の方とお話したり、介護保険のパンフレットを読んだりしましたが、現実には難しい限りでした。

今、日本では“介護難民”という言葉があるそうです。

老人を施設に入れたくても、施設が満杯で、利用する施設がないそうです。

祖母の場合は、素人の見た目では回復に向かっているようには見えても、医学的な検査値等には思ったような改善がなく、退院は当面無理と主治医の先生から言われたので、当分は介護施設の話は考えなくてよいことになりました。


介護の問題って、政府の皆さんが考えられている以上に深刻なものだと思います。

それぞれの家族が違った問題を抱えているから、本当に大変です。


患者さんたちとの糖尿病教室が終わる頃、クリニックの従業員さんの1人から、カードをいただきました手紙

“もも、今日が最後だね。

寂しくなるけど、いつでも遊びに来てねニコニコ

と言われ、とても嬉しかったですドキドキ

そして、カードを開くと、なんと、ほとんどの従業員さん、ドクター、看護師さん、そして、薬局の皆さんからメッセージが書いてあったのです叫び叫び叫び

“楽しかったよ!”

“Good luck!”

“次の実習も頑張ってね!”

などなど、、、

嬉しすぎて、涙が出ましたしょぼん

皆さんからカードをいただけるなんて思ってもみなかったし、本当に温かい気持ちになりました。

指導薬剤師からも、

“ももはよく頑張ったよグッド!

それに患者さんのことをしっかり見ていたね。

このカードに、ニッコリマークを書いていいかな?

僕からのメッセージとして受け取ってねニコニコ

と、カードのど真ん中に、

“Good luck!”

のメッセージとニッコリマークを書かれました。


“Good luck!”は私の大好きな言葉ですラブラブ

人によって受け取り方は違うと思うんですが、私にとっては特別な言葉なんです。

1年生、2年生の頃、テストの前日の帰り際に、

“Good luck!”

と、クラスメートたちと言葉を掛け合っていました。

何気ない言葉だし、額面どおりの意味がどこまでこめられてるか解らないけど、クラスメートたちからこの言葉をもらうと、なんだか元気が出てきていました。

そして不思議と、大丈夫ビックリマークって、自分を励ますことができました。

だから、私に取っては、とても貴重な言葉なんです。


“Good luck!”の言葉を胸に、次の実習も頑張りますグッド!

今日、私の2つ目の臨床実習が終わりました。


指導薬剤師には、糖尿病のことだけじゃなくて、なんと、このQuestの支払いをどう解決するかなど、いろんなことを教えてもらいました合格

亀の甲より年の功というか、やはり、年長の人というのは、いろんな経験があって、いろんなことに関して的確にアドバイスをしてくれるものです。


今日は、糖尿病教室の日でした。

アメリカのインディアンの人は、他の人種に比べて糖尿病にかかる確率が高いのです。

なぜかというと、大昔、狩猟で生活をしていた頃の遺伝子が強く影響していて、本来は質素な食生活をすることで生き延びてきたインディアンが、現代のアメリカの食生活(高炭水化物、高脂肪、高エネルギー)をすることで、必要以上のカロリーを取ることになり、肥満、高血圧、糖尿病とさまざまな症状が出てきてしまうんです叫び

これはアメリカインディアンに限ったことじゃないんですよビックリマーク

日本人も同じような遺伝子を持っているので、同じような問題を抱えているんですよビックリマーク

2型糖尿病は、日本でも大きな問題なんです。


今日は、とても印象に残った患者さんがいました。

その人は、5年前に糖尿病と診断され、今まで別の病院で治療を受けてきたそうです。

でも、なかなか血糖コントロールがうまくいかなくて、今日がその患者さんにとって初めての糖尿病教室の日でした。

食生活のこと、お薬のこと、インスリンのことなどを私の指導薬剤師が話をしました。

すると、患者さんが、

“薬剤師さんの話を聞いていると、自分もちゃんと病気に向き合える気になったよ。

実を言うと、僕の父は糖尿病で死んだんだ。

それも、医者がきちんと診てくれなくて、病院にいくたびに薬が増えて、でも薬は効かないし、そのせいで父はすっかりふさぎこんで、薬もろくに飲めない状態になったんだ。

だから、僕たちの近所では、糖尿病と聞くと、治らない病気で、薬がどんどん増えていく病気だってイメージしかないんだ。

だけど、インスリンできちんとコントロールできるって今日わかったし、こうしてちゃんとした話を聞くことができて本当に良かった。

ここは医者もきちんと僕にも病気にも向き合ってくれる。

本当に今日あなた(指導薬剤師)と話ができてよかった。”

と言って帰って行かれました。


“信頼関係”というものが築き上げられるのを感じました。

目に見えないものだけど、しっかりと感じることができました。

やっぱり、こういうのを目の当たりにすると、私たち薬剤師や医師、看護師、その他医療人の力って、患者さんのためになるんだなあとしみじみ思うのです。

久々に感動しましたドキドキ