予防注射のことは前回のブログで書きましたが、その実習のとき、こんなことがありました。


パートナーと生理食塩水を注射しあうときのことです。

袖をまくって、ドキドキしながら注射されるのを待っているとき、パートナーのティファニーちゃんから、

“ももちゃん、なにこれ!?お肌カサカサじゃない!!ダメよ、こんなのプンプン

と、針より早く、お叱りのお言葉が飛んできました叫び

もも:“えっ目お肌カサカサなのは、みんなじゃないのはてなマーク

ティファニーちゃん:“いくらみんなカサカサになりやすいって言ったって、ちゃんとお手入れしないとダメよプンプンほーら、ももちゃんのひじ、こんなに乾燥してるし、他の皮膚だって、乾燥しすぎて皮膚がボロボロじゃない!!ローション塗ってるのはてなマーク

もも:”ローション買って、バスルームにも置いてるんだけど、なんせ面倒くさがり屋だから、、、、にひひ

ティファニーちゃん:“言い訳しないのむっ今日からローションをしっかり塗るのよビックリマーククビにも塗らないと、しわがいっぱいになるんだから。それからクビにはちょっと高いものを塗らないとダメよ。ひじとひざはしっかり塗って、また背中も手の甲を使って、届く範囲だけでもいいから塗るのよビックリマーク

と、お説教されました叫び


さっそくその日から、手持ちのローションを塗り始めましたパー

塗り塗りすること1週間。

たまに忘れることはありますが、できる限りのことはしてみました。

1週間後に、ティファニーちゃん、フローラ、ジェニーと一緒にお食事に行ったのですが、そこでこの話が出たので、

“ほら、見てみて。だいぶマシになったでしょうニコニコ

と袖をまくって、ひじをみんなに見せました。

“うん、だいぶいい感じよビックリマークニコニコビックリマークその調子ビックリマーク

と誉められました音譜

今日もしっかり塗りましたが、飽きっぽくて、面倒くさがり屋の私べーっだ!

ローションでのお手入れ、いつまで続くかなあ、、、、、

なんと私、予防注射を打てるようになりましたニコニコ

えっへんニコニコ


アメリカでは、薬剤師やインターンでも予防注射を打てるのです。

驚いたことに、予防接種のスケジュールが日本と全く違っていて、いろんな予防接種をしなければならないのです叫び

例えば、生まれてすぐに、B型肝炎の予防接種があったり、大人でも、破傷風とジフテリアの予防接種は10年ごとに繰り返さねばならないと決まっているのですショック!

また、水疱瘡やはしかの患者が病院に来ようものなら大騒ぎドクロ

なので、日本よりも予防接種は身近なもので、薬剤師でもちゃんと筋肉注射と皮下注射ができるよう、プログラムがあるのです。

2週間前にそのプログラムに参加して来ました。

インストラクター(うちの学校の先生)が講義をし、その後に実際にパートナーと生理食塩水の注射をしあうのです叫び

私のパートナーはティファニーちゃんでした。

実を言うと、私は以前、筋肉注射をされた後で倒れたことがあるんです叫び

なので、ティファニーちゃんが注射をするときも、怖くて緊張していたら、インストラクターのトッド先生から、

“そこの君、リラックスしなきゃダメだよ。注射はそこまで痛くないってガーン

と声をかけられ、さらには、メインのインストラクターのマディソン先生からも、

“もも、リラックス!!

と遠くからなのに声をかけられました。

ティファニーちゃんの注射のテクニックはすごくうまくて、あまり痛みを感じませんでしたグッド!

でも、私がやり始めたら、かなりの緊張で手が震えるし、

“い、いまからお注射するから、ね汗

と言って、お肉に針を突き刺した瞬間、またトッド先生が、

“待ったビックリマーク

と声をかけ、針を抜かねばならない羽目にしょぼん、、、

“もも、針を刺す位置が違ってるよあせる

と言われ、再度挑戦パンチ!

なんとか注射はうまくいったのですが、トッド先生からは、

“もも、一応合格なんだけど、もっと自信をもってやらないとダメだよあせるじゃないと、患者さんが怖がるからね。”

と、コメントをいただき、無事に終了。


私はいつだって、何をするにしても、自信がもてないというのが最大の欠点なのですしょぼん

まさか、予防注射に関しても、それを指摘されるなんて、なんだか落ち込みましたしょぼん


でも、合格したので、数週間後には終了証が届く予定です。


久々の更新となります。


さて、先週、レジデンシーのインタビューに行ってきましたドキドキ

4つの施設に応募して、その結果、2つから“インタビューに来ませんか?”とお誘いを頂いて、行って来たという訳です。

今年は、レジデンシーの応募が多いらしく、そうなると、当然競争率も激しい訳で、インタビューをもらうだけでも、本当に幸せ者だと思いましたグッド!

行ってきたのは、カリフォルニアにある病院2つ。

カリフォルニアでのレジデンシーというと、本当に競争率が激しく、私がインタビューに呼ばれたところの1つは、2人の定員に対して40人の面接をするというとんでもない厳しい倍率でした。


どのようなことを聞かれたかというと、質問は施設によって違っていました。

ある病院では、私が日本で薬剤師をしていたことに非常に興味を持たれて、どんなことをしていたのか、日本とアメリカの教育の違いは?目など、いろいろと聞かれました。

あなたの長所は?短所は?ストレスの対処法は?タイムマネージメントはできるのか?など、人間性を見る質問を想定していたのですが、そういう質問はほとんどなかったです。

それよりは、どんなローテーションが好きだったか、それはなぜか、どういう意図でプレゼンテーションのトピックを選んだか?将来はどのような薬剤師になりたいか?などの質問をされました。


もう1つの病院では、これが本当に面白かったのですが、3つの部門に分かれたインタビューでした。

インタビューの時間は2時間叫び

まず、3人の面接官とお部屋で会い、薬局長から、

“今日は、3部門のインタビューを2時間かけて行います。1つ目が、薬局に関連した質問、2つ目が臨床に関する質問、3つ目が筆記試験をやるからねニコニコ

と笑顔で言われて、こっちは顔が引きつっていたかもしれませんショック!

具体的には、こんな質問の山でした。


もし、薬局内で医療ミスがあったとき、あなたならどう対処しますか?

もし、医師が新薬を処方したいと言ってきて、すでに病院採用薬で同種同効薬があった場合、あなたならどう対処しますか?

患者さんは糖尿病の患者で、足に糖尿病の悪化による潰瘍ができています。現在の処方薬はオキサシリンです。オキサシリンは、どの菌をターゲットに処方されたものですか?また、これは十分な治療でないなら、どのような処方薬を、どの菌をターゲットに処方したらいいと医師に助言しますか?

最近読んだガイドラインを2つあげて、そのガイドラインが、治療と、更なる病態の悪化防止にどう役立っているのかを答えなさい。

最近読んだジャーナルは何か、内容を述べて、その結果とディスカッションに関して、自分の意見を述べなさい。

自分が行ったプレゼンテーションの中で、最も良い結果をもたらしたものについて述べなさい。また、どのようないい結果をもたらしたのかも述べなさい。

心不全の治療薬を5つ挙げ、その意義と位置づけについて述べなさい。

今から薬を10個ぐらい挙げます。その薬の処方の際に、腎機能に応じて薬の減量が必要と思われるときにはイエス、そうでなければノーで答えなさい。

などなど。


筆記試験に関しては、患者さんのケアプランを立てる問題でした。

肺炎で入院してきた患者がいます。現在の治療薬、臨床データ、既往歴は以下に記載しています。あなたなら、薬剤師としてどのようなプランを立てますか?また、処方薬に関して、医師にどのように助言しますか?理由とともに述べなさい。


日本では、学生に対して、就職試験でここまでの質問はしないだろうと思われる質問の山でした叫び


もし、医師が新薬を処方したいと言ってきて、すでに病院採用薬で同種同効薬があった場合、あなたならどう対処しますか?という問題に対しての答えを考えて見ましょう。

ただ単に、“同種同効薬があるのなら、それを処方してもらうように医師に言う”では不十分です。

この質問で何が聞かれているのかというと、同種同効薬と新規の薬がどう違っているかを調べる姿勢があるのかどうかなのです。

また、その調べ方は何をどうやって調べるか、採用の判断基準は何か、コストベネフィットはどうなのか、などなどを考慮するという姿勢があるかどうかを問われていたんです。


いろいろと聞かれましたが、とてもすばらしい経験をしたと思っています。

日本では絶対にできない経験だったし、いろんな人に会うことができて、楽しかったです。

また、レジデンシーの薬剤師の人に、“是非ここに来てもらいたいなニコニコ近いうちに会えたらいいねニコニコ”と言われたときには、本当に嬉しかったですドキドキ


結果がわかるのは3月になってから。

長い待ち時間ですが、気長に待ちます。