不妊治療には鍼灸治療がベストではない??? | 登美ヶ丘治療院

登美ヶ丘治療院

東洋医学は、現代医学とはちがうかくどから人体を診るもう一つの医学です

トミー

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健康なご夫婦が、なかなか妊娠に至らない場合には、不妊鍼灸治療が一番有効ですよね?


SO院長

😅​・・・・確かに、有効な治療の1つではありますが、僕は、先ずは婦人科専門医の受診もお勧めします。

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トミー

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えっ??西洋医学の方が良いってことですか??😵

不妊治療に鍼灸治療が有効と
WHOでも適応疾患として正式に認められているじゃないですか!🤔


SO院長

トミーちゃんがそう思うのも、日本の統合医療導入の遅れが原因ですね。

先ずは婦人科で、器質的な病変、例えば卵管閉塞や卵巣の問題などが無いかを診てもらうことが大切だという意味です。

もちろん、鍼灸治療は不妊症に対して有効な治療方法です。ですが、どちらの医学が良い悪いかの話ではなく、統合治療として、西洋医学も中国医学も適材適所で、という意味です。

そのために、当院では、多くの
不妊治療専門医院と提携し、統合医療での不妊治療を行っているのです。

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トミー

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なるほど、そういう意味で、先に婦人科で検査するということですね。😅


SO院長

もちろん、不妊治療は、ご夫婦の望まれる妊娠スタイルや、年齢などにもよりますが、検査を受けた後、「先ずは不妊鍼灸治療から始めてみる」という選択も可能です。

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トミー

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そうなんですね、分かりました!😊


SO院長

例えば、以下のような症例があります。

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「第二子不妊を鍼灸治療で克服」


・年齢 36

・性別 女性

・症状 「第二子不妊」早期閉経の疑い・卵巣機能低下


・治療内容

第一子を出産後は、全身の冷えが強く、特に手足と腹部が冷える、月経不順、体型は痩せ型下痢しやすい、以前には貧血と診断されたこともある。そこで、婦人科での不妊治療を始める前に、先ず中国医学(鍼灸治療・漢方薬)による体質改善治療を約4ヶ月間、続けた。


・治療経過

月経不順などが改善してきたので、婦人科での不妊治療も始め、鍼灸治療と先端医療併用による不妊治療で見事に1回目の人工授精治療で妊娠に至る。その後は、2週間に1回、妊婦の体調管理のための鍼灸治療を継続し、順調な経過をたどり、無事に第二子を出産。


・院長解説

不妊症患者は、血虚(体質)で、さらに下腹部が冷え、骨盤底部の血流が悪く、子宮や卵巣も冷え、生殖器官の機能が低下した状態と診断。冷え症、骨盤底内の血流を改善する鍼灸治療を継続し、さらに補血作用のある漢方薬も服用した。



    

中国医学と西洋医学の先進的な技術力を上手く合せることで、それぞれの治療の不足を補い合うことが大切、今回は提携している婦人科と上手く連携し、統合医療の実践が良い結果をもたらした一例となった。


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