以前にちょっと見せに来ていただいた時に、ここで紹介させていただいたヴィヴィオ.T-TopのGX-Tという車両です。

 

オーナーのお宅のご近所にある整備工場で通常のメンテはされてますが、一般的な整備工場では敬遠されがちな作業はこちらへ相談に来られます。

 

 

まずは下準備です。

 

頼まれた訳ではありませんがオーナーは超の付くヘビースモーカーなので、まずは室内の掃除と消臭対策をしておかないと、うちのガレージ全体がタバコ臭に侵されるという事態に陥ってしまいます・・・

 

 

最優先事項ではありませんが、ついでに頼まれた事を先にやっておきました。

 

フットレストを付けてほしいとの事だったので、かなり昔に買っていて使わなかった何かの物を上手く合わせて取り付けました。

 

なかなかジャストフィットです。

 

 

 

そして、こちらが一般的に断られがちなCVTフルードの交換作業です。

まずはトランスミッションのオイルパンを外して中の状態を見てみますが、もう少しというところでドライブシャフトを抜かないとオイルパンが外れないので、左側のロアアームとナックルの接続を外してドライブシャフトのインナー側を抜いています。

 

今回はCVTフルードを抜いてからの作業なので直接の関係は無い話ですが、デフ側のシャフトが突き出ている形状なので、ドライブシャフトを抜いてもオイルは出ない構造です。

 

なんかスバル車のミッションって昔からこんなだった気がしますねー。

 

 

抜いたフルードの汚れは少なかったですし、マグネットに付いた鉄粉も酷くは無いので遠慮なくフルードは全量交換させてもらいます。

 

 

うちではATF全量交換でよくやっている、オイルパンを外したままストレーナー部分から新しいフルードを強制的に吸わせてエンジンを始動し、ミッションも作動させて落ちて来たオイルをぶちまける完全入れ替え方式です。

 

特に不具合が出ていた訳ではないのでフィーリングは以前と大きく変わりませんが、今後の安心を手に入れられる転ばぬ先のメンテナンスです。

 

 

つづく