ちょっと変わった仕様のAWです。

 

ボディカラーは後期スーパーチャージャー車のブルーマイカですが、ベースは前期車両でエンジンとミッションは20バルブの4AGと6速に換装されてます。

 

ジムカーナをやっているそうで、それなりのイジリ方をされてますが、色々と傷んできている部分も気になります。

 

 

 

AW11の前期と後期で構造的に大きく違うのがブレーキとリアのサスペンションまわりです。

今回、リアのハブベアリングに大きなガタがありましたので、作業の都合で前もってリアのナックル部分を別に用意してもらいました。

 

ついでにここを後期用にする方法も考えてみましたが、完全な後期仕様にするためには車体側の加工も必要になるので見送りました。

 

 

それと以前から相談を受けていた、MR-S用のリアブレーキを流用してベンチレーテッド化する計画を同時進行します。

 

以前にも紹介した事がありますが、ハブベアリングを交換するタイミングでやるならトータルの費用を抑える事ができますので、お勧めです。

例によってAW11にMR-Sのリアローターを装着するために都合の良い、別の車両用のハブを用意しております。

 

 

 

ハブベアリングや、その他の必要なパーツはAW11用です。

 

残念ながら前期用のオイルシール(内側)が廃盤になってますが、シール部分だけなら後期用が使えますので後期用のセットを用意しました。

 

 

内側のドライブシャフトが入る部分、オイルシールの外側に付くリング状の部品が付けられませんが、これは小石よけの様な物ですから、主にダートを走る車両でなければ無くても大丈夫でしょう。

 

 

今回はバックプレートも無しで行きます。

 

リアに関してはバックプレートを取ったほうが放熱性は良いと思います。

 

 

特に不具合は無かったのですが、新品が入手できるうちにとパーキングブレーキのケーブルを用意しました。

意外にも前期用がまだ入手可能でしたので前期用を用意しましたが、今回の様にMR-S用のブレーキを流用する場合は前期用・後期用どちらでも問題ありません。

 

 

以前にも同じ作業を紹介しておりますので、詳しくはこちらをご覧ください。