サニトラのリーフ加工は時々ありますが、今回は40mmダウンという比較的控えめなダウン量のご希望です。

 

まずは加工前の状態が上の画像です。

 

 

 

バラしてみると、2枚目と3枚目の両端に付いている擦れ止めのゴム(リーフスプリングサイレンサー)が擦り減っていて、相手側が摩耗して段付きになっています。

 

ゴムの厚みが残っていても、リーフ側が摩耗してこの様な段付きになる事がありますので、古い車両は機会があれば点検しておいたほうがいいでしょう。

 

なんとか修正して使える範囲なので、段付き部分をグラインダーで削って修正してから反りの加工を行います。

 

 

 

まずは片側分を加工して仮に束ねて反りを確認してみます。

 

上が加工前で下が加工後。

どちらもサイレンサーは挟んでいません。

一番下のヘルパーリーフは加工せずに裏返して組んだ状態が、ちょうど良い反りになっています。

 

こうして見てもあまり変わらない様に見えますが、目標通りの反りになっています。

 

 

 

左右揃えてサイレンサーも組付けた状態です。

 

フロント側の状態にもよりますが、全体が40mmダウンで収まっていれば、車検もそのまま通りますね。