それほど多くはないですが、軽トラックのリーフも加工の依頼が時々あります。
いわゆる「下げトラ」というのを見掛ける機会が増えましたが、市販のダウンリーフを購入する方もおられますし、いまだにリーフを裏返したり順番を組み替えたりして車高を下げる方も少なくはないみたいです。
今回の依頼は目標50mmダウンですので、市販のダウンリーフよりも、もう少しだけ下がる感じになると思います。
束ねた状態からバラしたところです。
一見綺麗に見えるリーフでも、重なっている部分が酷く錆びている場合もありますので、できれば一旦この状態までバラして状態を確認してから加工を依頼していただいたほうがいいかもしれませんね。
まずは片側分の3枚を加工して束ねた状態と、加工前のメインリーフを比較したところです。
それほど違わない様に見えるかもしれませんが、全体のハイトで60mm近くは低くなっています。
近年の軽トラは、ホーシングがリーフの上に付いている構造がほとんどなので、ブロックを入れて下げる方法はできませんが、ブロックで車高を変える方法と違ってリーフ単体での高さを変えた量と車高の変化の量が同じではない事がありますので、この辺りのさじ加減は難しいです。
両側の加工が終わったところです。
やはり3枚目のヘルパーリーフと2枚目との隙間を適度に開ける事が重要なポイントです。
全体はこんな感じ。
取り付け後の画像を送ってくださいました。
前後のバランスも良さそうですし、見た目はいい感じに仕上がっていますねー。