しばらく前から、どこからか「ボソボソ」と排気漏れしている音が出ていたので修理をする事になりました。
下から覗いても漏れている場所が分からなかったのですが、フロントパイプ部分からフロアの下を通ってリアタイヤのあたりまで一体になったパイプを取り外して確認しますと、フロントパイプのエンジンの真下あたり、メンバーとの隙間で見えなかった部分に複数の穴が開いていました。
この辺り一帯の厚みが薄くなっていると思われるので、穴の部分だけを溶接で埋めようとしても周辺が溶け落ちて行くだけになる事は明らかです。
この周辺以外の部分はまだしっかりしているので、薄くなってる部分を大きめに覆う感じで、一回り径が大きいパイプをカットした物を被せて外周を溶接します。
エキマニとの継ぎ目のガスケットが入手できそうにもないので、在庫で有ったトヨタ車用のガスケットのネジ穴部分を長穴に広げて代用します。
パイプ間のピッチはピッタリでした。
エキマニ側に残った古いガスケットのカスを掃除するのが、けっこう大変でした。
スタッドボルトは軽く修正した程度で問題無さそうです。
古いホンダ車で時々見掛ける、8の字を真ん中で90度ひねった形のマフラーの吊りゴムが一箇所切れていたので、イカリングタイプの吊りゴムで代用しました。
これで当分の間は大丈夫でしょう。