噛まれ傷の酷い瀕死の子猫が病院に運ばれました。 | NPO法人 府中猫の会

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お世話になっている動物病院さんから
『うちの患者さんが、瀕死の子猫を連れてこられて』
と、連絡が入ったのでした。。。



見てください。
成猫(おそらくオス猫)に、噛まれたであろう深い傷跡。
なんと、酷い。



ガリガリの子猫ちゃんです。
推定3ヶ月ぐらいかな?
こんなにちいちゃなおチビが、また犠牲となりました。



かわいそーに。。。

痛かったね。。。

辛かったね。。。

小さなカラダで、よくぞ頑張って生きていてくれたね。。。




助けてくださった保護主様。

病院に連れて来てくださり、ほんとーに、ほんとーに、ありがとうございましたえーん

心優しき人に保護され、病院へと運ばれたこの子は幸運でした。

まだ、状態はかなり危険ですので、どうなるかはわかりませんが、今はこの子の回復を願うばかりです。

がんばれ!!!チビちゃん!!!




わざわざ動物病院さんがご連絡下さったのは、私達が戦っている現場から出た子猫だったという情報提供と、今後もし、保護主さんが里親探しということになればご協力をいただけないか?との事でした。

勿論です!当然、ご協力させていただきます。

私は、動物病院さんに、この子のことを書かせて欲しいとお願いしたのでした。




皆様、コップのことは、覚えてますか???
詳しくは コップの記事をご覧ください。

忘れもしない昨年5月に、府中警察署から来た子です。
この子も瀕死でした。


上の子と同じように、首元を噛まれて。。。
今もコップは、当会で保護しております。
また、詳しくコップのことは書かせていただきます。




私が何を言いたいか?

それは。

『犠牲になるのは、弱い立場の子猫なんだよ!』

ということ。

なぜ?首元を噛むか知ってますか?

これは、早く交尾をしたいオス猫が、子育てしている母猫に振り向いて貰う為に、子猫が邪魔だから殺すの。

首元を噛む!ってのは、動物界では、殺しなの!(動物本能なのだから、オスもメスも責められないのです。)

これが、現実なのですよ。

私ね、こうやって沢山の現場を見てきていていつもいつも思うことがある。

それは、無責任で薄っぺらい知識を振りかざして来る餌やりさん達のことを。

絶対に避妊去勢を反対する人達ですね。

今更ここで、そんな奴らに御託を述べるつもりはありませんよ。

私は、話の通じるマトモな方々に訴えます。

いいですか?単純に考えてみて欲しいのです。

『とあるところに、子猫がおりました。』

その子猫は、人間に被害を及ぼす悪魔なのですか?

その子猫達は、何か貴方にしたの?

うんうん。そうですね。貴方の庭にオシッコやウン○をしたね。

庭を荒らしましたね。

困りましたね。

ならば、子猫を産ませないようにしない???

単純な話でしょ???

猫嫌いも猫好きも、みんなでTNRすればいいと思えないかな???

って、私達は分かりやすく言うと、そう訴えているだけなのです。

この世に産まれて、無駄な命はないと思ってる。

死ぬ為に産まれてくる生命などいないよ。

小さな命に寛容になれる社会でいようよってね。

豊かな感情を忘れてはいけないと思うのです。

この感情が持てたら、未来ある子供達や高齢者の方々、障害者の方達に寛容になれるはず。

きっと、皆さまに、キレイごとを抜かすな!とか言われるかもしれない。

ここには書ききれない、体験をして来たとだけ自負いたします。

強さとは、優しさだと思っている。

だからこそ、このセリフを言わせて欲しいと思います。