「人間は思ったより、自分のことを知らない」なんてセリフ
どこかで耳にしたことがありませんか?
確かにそうだなぁ、と思うことが
分析を学んでから本当に増えました。
特に気が付かないのが『癖』です。
厄介なことに、『癖』というものは
他人から見るとわかりやすいのに
自分ではなかなか気づかないんですよね。
特に気づきにくいのが思考の『癖』、
いわゆる思考パターンです。
例えば、何か作業が目の前にある時に
いつまでも作業を持っているのがイヤ、とか
他の事をやりたいから手を空けておきたい、
という理由ですぐやる人もいれば
他の事とまとめてやれば効率がいい、とか
今すぐやる必要のないことだから
という理由で後回しにする人もいます。
この思考パターン、育った環境で
植え付けられたものだと思われがちですが
実は生まれ持った性格から
形成されていることも多いのです。
今回はこの思考パターンについて
今をときめく人気バンド、
ゴールデンボンバーのボーカルを務める
鬼龍院翔さんの分析を例に見ていきたいと思います。
今週の分析はTeamMizoguchiの潮田です。
よろしくお願いします。
鬼龍院翔さんの性格タイプはDタイプでした。
性格タイプの詳細はコチラ↓
http://www.m-mentaltherapist.co.jp/analysis03.html
Dタイプの思考パターンといえば
「詰めが甘い」の一言に尽きます。
「物事はなるようにしかならない」
という考え方のため、
ある程度のところで注意が逸れてしまうのですね。
では鬼龍院さんはどうかというと。
今やCMやドラマにまで出演するほどの
知名度を誇るゴールデンボンバーですが
実はまだ、インディーズバンドのままです。
その理由は
「メジャーデビューすると無茶がやれなくなるから」
とのこと。
社会的な評価を得る代わりに
いろいろと制限が入るメジャーよりも
好きな事を制限なくできるインディーズの方が
居心地が良い、ということのようです。
メジャーデビューしない、ということは
「メジャー行きま宣言」として
ライブやラジオ、ブログでも公表しています。
ところが、実は鬼龍院さん、
一度だけソロでメジャーデビューしてしまったのです。
それは「仮面ライダーウィザード」の主題歌を
鬼龍院さんが歌うことになった際の出来事でした。
以下、ブログから関連記事を抜粋しますと・・・
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僕の作詞作曲ではないので、
名義として「ゴールデンボンバー」では
無い方が良いのではと思ったので鬼龍院翔としました。
やるとしたら主題歌なのでCDになる、と聞き、
了解ですーとお返事しました。
そして、今日の制作発表…(中略)
そしたらネットニュースにあがり
「鬼龍院翔・エイベックスからソロデビュー!」
あれ?メジャー行きま宣言は? ←今ここ
すみません確かに
エイベックス・エンタテインメントさんから
僕の歌のCDが出る事は確定のようです、
僕も記事読んで気付きました、
「あ、エイベックスさんなんだ!」と(((^-^)))
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あ、じゃないでしょー(ため息)
と言いたくなりますよね。
CDになる、という時点で
こうなる可能性があることを
確認しておけば(詰めておけば)
騒動になることもなかったのですが
Dタイプの方は、自分の興味・関心が薄い事については
細かい部分に目が行きにくい(詰めが甘い)ので
結果として騒動を起こしてしまったのですね。
幸い、この件はそれほど大事に至らず
ゴールデンボンバーは無事に活動を続けていますが
鬼龍院さんはずいぶん反省したようです。
おそらくこの「詰めが甘い」思考パターンは
鬼龍院さん自身も気付いていないでしょう。
というのも、生まれた頃から
当たり前に持っている考え方なので
自分特有の『癖』であることに気づかないのです。
ですが実際は、こういう『癖』こそが
日頃のトラブルの原因であることも少なくありません。
あなたは自分の思考の『癖』に気が付いていますか?
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思考の『癖』に気づくヒントが得られますよ。
まだ分析していない方は、お早めにどうぞ!
http://www.ask-bio.com/